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▶︎神様からのメッセージ

365日、24時間、休みなし!それが主婦道(。-人-。)
世の中がお休みのときほど、大忙し!それが母親道(。-人-。)
日々何かに追われているように見えて、
実は明日に繋がる目に見えない何かを、家族一丸となって追いかけているような
そんな毎日の疾走感がとても好きなママウンサーです(笑)
最近、お休みの日は子どもの方が忙しい現実・・・(;´▽`A“
少年団に部活動、試合に、送迎など、子どもの予定に合わせ家族総出で出かけています。
昔は親の行く所についてくるばかりの幼子達だったのに、今や立場逆転。
子ども達の向かう場所に親が付き添うようになりました。
生活を通して、我が子の成長を実感しています。
ついこの前まで、赤ちゃんだったのに。。。早いものですね。

さて、きょうは「神様からのメッセージ」と題してお話させて頂きたいと思います。

スポーツチャンバラ大会

先日、息子の少年団の試合が開かれました。スポーツチャンバラ選手権大会。
岡本家から出場したのは、空手少年団に所属する小学5年の長男。


長男は小学校入学した瞬間から、「空手がしたい」の一点張り。
1年生から始めた空手も5年目に入りました。
時代劇の殺陣に憧れる、
今も昔も変わらないシンプルなチャンバラ愛が彼の熱い空手魂の原点です。

スポーツチャンバラとは、
チャンバラごっこをスポーツの土俵で展開するというニュースポーツで、
子どもからお年寄りまで、今や世界中で親しまれています。


基本型や、小太刀、長剣、異種、サバイバルなど種目も様々。
小柄な長男は、いつも長剣と異種、サバイバル戦に勝負をかけています。


見合う距離感、相手の出方を待つ緊張感は会場中に伝染し、
選手達が交える「エアーソフト剣」のしなる音が響き渡ります。
小さい子どもが大の大人に立ち向かう姿には
観客からも惜しみなく拍手が送られるスポーツチャンバラ。

去年、2つの銀メダルを獲得することができた長男は、
なんとか次のステージに駒を進めたい、その一心でこの日を迎えました。


しかし現実は、そう甘くはありませんでした。基本型、小太刀で、まさかの初戦敗退。
一方で、自分以外のチームメイトは次々と入賞を決めていました。
主将である長男。もはや後がないと火が付いたのかもしれません。
迎えた二刀流での必死の攻防戦。戦いは全て一本勝負。
先に一本取った者が次のステージへと進む事ができます。
「ヤーーーーっ!」
果敢に攻める長男の姿がありました。

完敗、という結末

順当にコマを進め、3位決定戦。試合はもつれ、何度も振り出しに戻りました。
勝利にこだわる少年達の戦いは一歩も譲らず。
結局、必死に攻め続けるも、ベスト4で敗退。長剣の相手に二刀流の長男は完敗しました。
今大会、長男が最も得意とする「長剣」でなんとかたぐり寄せた銀メダルでしたが、
終始、息子の表情は負けた悔しさと、辛勝への焦りがじんでいるように見えました。

兄のそんな気持ちを知ってか知らずか、会場に応援に来ていた弟達は
表彰式で名前を呼ばれる兄を見つめ、その栄誉を称えました。

チームメンバーとともに撮った記念写真。
うまく笑えずにいる長男に、母は何とも言えないもどかしさを感じました。

神様からのメッセージ

結果に満足するかしないかは本人次第。
結果がどうであれ、試合や試験は、結果が全て。
それと同時に、試合や試験は、結果が出るまでの過程が全てだとも思います。
何事も全力で、誠実に取り組めば、成功はなくとも成長が約束されているのは、
どの分野にも共通して言えることでありましょう。

試合や試験はスタートライン。
客観的な勝敗や優劣を通して、「その結果をこれからにどう生かすのか」を
改めて考えるチャンスをもたらしてくれます。もちろん、息子本人にも、親である私にも。

敗者には敗者の、負けたからこそ見えてくるものがたくさんあることを教えてくれます。
選手は選手の、保護者は保護者の、それぞれの見え方があることも教えてくれます。

そして同時に親は試されているような気がしてなりません。
どんな結果であれ、試験や試合の度に、
親は我が子に「咤」することも出来れば「激励」する事も出来る。
「賞賛」することも出来るし「罵倒」する事も出来る。

親である私が今この瞬間に、我が子にどう声をかけるべきか。いつも考えさせられます。
我が子の日常を知っているからこそ、他の誰でもない、
親だからかけることのできる言葉が必ずあるに違いありません。

結果があぶり出される瞬間こそ、
つくづく親の方が試されているな、と感じる瞬間でもあるのです。
そう、試合の時だけ、を見つめるのでなく、子ども達の日常を見つめることの大切さを、
試合という非日常の時に思い知らされるのです。

子ども達が巣立つその時まで、|彼らが置かれたその時、その場所で、
イキイキと輝けるために親の私が出来ること。
それは、きっと現実を受け入れ、現状を見つめることを忘れず、
今まさに起きていることを、今この瞬間に親子で共に感じ合うという、
現場主義を徹底する事から始まる気がするのです。

息子よ。今日という日は明日を作る前哨戦。
今日の結果は、来るべき明日のための神様からのメッセージ。
神様は、一体私たちに何を伝えようとしたのだろうか?
まず考えることから、一緒に始めよう。そう言って肩を寄せ合い雨に濡れた帰り道。
岡本家の成長物語はまだ始まったばかりなのであります。

最後までご精読ありがとうございました。
走り続けるママウンサー、岡本安代でした。

【2014年7月22日 うぇぶひだまり「神様からのメッセージ」より】

 

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