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自分が苦しい時は、相手も苦しい時。

急に、息子がアレクサに話したんです。
「アレクサ、2022年1月27日は何曜日?」

「2022ねん1がつ27にちは、もくようび、です」

なんで?って聞いたら、
顧問の先生のお誕生日なんだ!と言うんです。

お弁当食べてみたいーって言ってくださるから、先生の分も作りたいんですよねー!

「乙女かっ!』と突っ込みたくなりながら、とてもほっこりした瞬間でした。

お弁当を作りたいと思う中2男子、ですよ。
乙女かっ!と突っ込みたくもなりますが、この感情、実はうちの息子だけの感情じゃないんです。

部員全員が、そう思っているんです。大好きなんです。
この多感な中学生という時期に、反抗期真っ只中で、
さらには、先生に反抗することが勲章と思ったりすることもあるこの時期に、
生徒たちにこんなに愛される先生。

実は姉のみーたんも、とても大好きな先生でした。
とても厳しいけれど、とても温かい。次男に関しては、部活の顧問にとどまらず、担任だったらもっと嬉しい。と言うほど。

先生の人望たるや。

子供たちが、先生を愛する理由を垣間見た瞬間があります。

PTAの時に保護者に向けての言葉がとても印象的だったの共有させてください。

「お子さんが反抗的で苦しんでいるという親御さんの言葉をよく聞きます。でも苦しんでいるのは、子供たちの方かもしれません。

お子さんの心のなかには、コップがあります。心のコップ。反抗というのは、子供たちの中にある心のコップの水が、いっぱいいっぱいになって、
もうこれ以上のコップに水が入らなくなって、溢れ出てこぼれてしまった状態なのかもしれません。

それに気が付かずに、どんどんコップに水を注いでしまうと、
子供たちの心はもっといっぱいいっぱいになって溢れて苦しくなる。

一番大切なのは、コップの水が溢れないように、見てあげること。
もし溢れてしまったら、水が引くまでそっと見守ってあげることなのかもしれません。」

どんなに厳しくとも、この心のコップをしっかり見つめながら、
子供たちの心のコップが溢れないようにずっと見てくださっているからこそ、
子供たちからの信頼も厚いのだと思いました。

私は以前、
反抗期は自己表現期と捉えて、その到来を喜んでいますと話しましたが、
心のコップの水が不安定な時期でもあり、成長期でもある。
前向き、ひたむきに、子供たちと向き合っていきたいと思った次第です。

成長期には、個人差もありますし、その過程は人それぞれ。正解も不正解もありませんが、
成長の過程を個々の個性と捉えて、臨機応変に受け入れあっていければいいな、と強く思いました。

なーんて話していると、次女が「母上にそっくりなんですよ。叱り方とか、話すこととか!」って言ってくれたことが、恐れ多かったり、うれしかったりしたのですが、

ただ一方で、子供たちというのは、いろんな角度で大人を見ているんだなーと思い、
背筋が伸びる思いでした。

心のコップの水がこぼれないように。
向き不向きより、前向きひた向き、成長期!

(YouTube元気もりもり学校#3より)

 


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