サイトアイコン 5人の子育てママウンサー Official Website

子供の夢中を、止めるべからず。

この夏、みなさんはどのように過ごされましたか?
いろいろ制限された中で、いろいな思いを抱えながら、
小さな幸せを大きな喜びに変えて過ごされたと思います。

この夏、私は、子供たちとたくさん話をしました。
子供たち同士でもたくさん話をしました。

どこかにお出かけしていたら、目の前の景色に目移りしたり、
非日常の展開に興奮して、会話よりも、体験が重視されていたと思います。

ステイホームだからこそ、一つの話題で深く話し込む機会に恵まれたと思っています。

話すだけではありません。話すことで、整理され、
新たな自分に気がつく、ということもあるのではないでしょうか。

大学生になり、日々の課題に追われて、忙しく過ごしています。
彼女には夢があって、一生懸命追いかけている最中です。

そんな彼女から、この前、突然お礼を言われたんです。

『この前、兄弟みんなで話をしたんですよ。これまでの人生を振り返る!みたいな話をしたんです。びっくりするくらい、みんなで盛り上がって。で、話をしているうちに、すごく自分のこれまでのことが整理されたんですよね。振り返って考えて見た時、中学時代のあの夏休み、充実してたなーって思うんです。あの時、母上が好きにさせてくれたから、今があります。ありがとうございます!受験生なんだからそんな暇あったら勉強した方がいいのに、と反対せずに、あんだけ打ち込めて、充実していたんです。見聞が広がったんですよね。
あの時、勉強以外の経験もたくさんさせてもらったから、今があるなーって。』
って。


何が正しくて、何が間違っているかはわかりません。

長女は中学3年生の夏休み、国際交流や、ボランティア活動、交換留学、生徒会など、
受験勉強と並行して、いろんな分野に挑戦していていました。

中高一貫の学校だったら、それも可能だったのかもしれませんが、
長女は、公立中学校。受験の夏というのは、勉強スイッチが本格化する時期。

受験勉強はもちろん大切だという認識もありました。
一方で、その活動も、彼女自身がチャレンジして掴んだものでした。
夢中になって、目を輝かせていた長女を、誰が止めることができようか、です。

その活動を通して、視野が広がったことはもとより、
レジュメをまとめるべく、パワーポイント、エクセル、ワードなど中学生にして、
バキバキに使いこなしておりました。

大学生になった今、長女の思考や活動の根っことなる部分が、中学3年生の時の活動です。

当時のこの判断が正しいとか正しくないと言う話でなく、

子供たちが何かに夢中になるというのは、最高の才能の瞬間で、全てを吸収する時期で、
それを止めることは、ナンセンスなことなのかもしれないな・・・とふと思った次第です。

何より、長女が、あの頃を振り返って、「よかった」と思ってくれているのが、
何よりだと胸を撫で下ろしている母です。

歴史学者の原口泉先生がおっしゃった、
『子供の夢中を止めるな』という言葉の意味を、長女の言葉でほんの少しだけわかった気がします。

受験を控える我が子らがいます。
これからも夢中を止めることなく、応援できたら、と思います。


👉人生をもっと豊かに。毎日をもっと楽しく。
■オンラインサロン👉「わくわく⭐️未来会議」

■最後にポチッとお願いします。

モバイルバージョンを終了