▶︎コロナ禍でのお弁当作りで目指すゴール。

岡本安代

3年前

同じ作業でも、人によって、個性が出る。

これは、万事言えることかもしれないけれど、お弁当作りも例外では無い。

作り始めから作り終わりまで、それぞれの、その子らしさが出ていて、実に面白い。

これまでの話もあわせてどうぞ

それぞれに、手際は良いが、一番のフレッシャーズポジションでありながら、

次男セーマンの手早さは、兄弟一かもしれない。

冷蔵庫にある、めぼしい野菜を切った。

そこへ、今週のテーマ食材、キャベツが加わった。

「カンねえちゃん、大好きですよね！キャベツ！！！
野菜炒めとか、蒸しキャベツとか、カン姉ちゃん喜びますよね！！！」

個性は様々だけれど、お弁当作りに関しては、兄弟間で共通したある思いがある。

それは・・・

カン姉ちゃんが喜ぶお弁当を作りたい

今年の春、カンちゃんは旅立つ予定だった。
コロナの影響で、思いがけず一緒にいることができている。

ただ、この生活が長くは続かないことも、弟たちは、わかっているのだ。

「カン姉ちゃんは、野菜炒めが好きだから！蒸し焼きが好きだから！」

味噌、酒、醤油、砂糖を回し入れて、味を調えていく。

「よし！できた！初めて作ってみたけど、美味しくできましたー！目玉焼きも余熱でいい感じにできましたーー！！」

完成したのはセーマン流回鍋肉with目玉焼き弁当！

ドーーーーーン！！！

「うわー！美味しいーー！
時間経っても美味しいって、さすがセーマンだわ！！！」長女カンちゃん、大喜び。

次男セーマン、カンちゃんと家族に捧げるキャベツのメッセージ。

週１弁当番長。

作ることに意義がある、続けることに意味がある。
大変良くできました。すべての食材に感謝。