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▶︎食卓への想い。

成長するにつれて、時代と共に、生活スタイルも時間配分も変わってきたからこそ、
余計に、食卓の大切さを感じる今日この頃です。

いつもご訪問ありがとうございます!ママウンサー岡本安代です。

ついに梅雨入り。
鹿児島の大地も雨に濡れる日が多くなりました。
雨が続くと、主婦としては、洗濯物が、、お掃除が、、湿気が、、、と
気になることもたくさんありますが、
雨だからこそ、楽しめることもあるはず!

長靴は、雨を楽しむための欠かせないアイテム。
お気に入りの傘をさして、玄関先で雨のコーディネートを
幼稚園児と楽しんだり、雨に濡れるあじさいを愛でたり、家にいる事が多くなる分、
お部屋でアロマオイルを焚いて香りを楽しんだり。

いつもと気分をかえて、フレーバーティーを味わったり。

新しい月を迎える度に気持ちもリセットされる岡本家。
今年も無事に6月を迎えることができました。ありがたいことです。

季節の移ろいは、過ぎ去った年月を蘇らせててくれるものでもあります。

さて、きょうのママウンサー日記は
「食卓への想い」についてお話させて頂きたいと思います。
結婚して妻となり、母になって、今改めて感じる「食」への想い。

子供達には
いろんな味を知って欲しい。いろんな料理を知って欲しい。
食の持つ力を感じて欲しい。食材への感謝を忘れないでほしい。
出汁の味わいや風味。ご飯は火加減により仕上がりも変わってくる。
自分がこれまでに感じた気付きや感動をできるだけ子供達と共有しておきたくて、
我が家では、長女が物心ついた頃から、一緒にキッチンに立っています。

 

「お料理してみたい」という子供達の想いを、尊重したに過ぎませんが・・・。
親の手を借りなくとも、末っ子をのぞいた4人は
ご飯の火加減も、みそ汁のお出汁の塩梅も自分で出来るようになりました。

今や、その日のお味噌汁とご飯は、子供達が交代制で仕込んでくれます。

結婚して以来、ずっと作り続けているお弁当。

個人的に慣れや油断が生まれる6月は、用心を心がけたいところ。
お弁当は私が夫に出来るわずかばかりの勤労感謝の形。

普段のお弁当は、冷まさなければなりませんが、
その昔、まだ子供が生まれる前のことですが、
できるだけ出来立てを。温かいものは温かいうちに。
それがきっと一番美味しいに違いない。

編集で遅くなる夫に毎晩お弁当を届けていたあの日。
子供が増えるにつれて出来立てを夫に届けることが難しくなってきた現実。

だからこそ、今、自分にまた言いきかせておきたいと思っています。

食べる人のことを考えて、毎日作ることができているか?
作る幸せ、喜びを忘れていないか?
手間は省いても、手(気持ち)を抜くことに甘んじていないか?

家族は毎日楽しく過ごせているか?
自分はどんなことも楽しむように心がけているか?
笑顔で過ごしているか?夫は元気か?
子供たちは息災か?両親は達者であるか?
家族みな、日々に充足を感じているか?

家族の心が満たされるために、母に出来る事はなにがあるのか?
仕方なくではなく、相手のことを考えて日々の仕事をこなすことが出来ているか?

もしそれが出来ているのであれば、今それに取り組めることに感謝を忘れてはいないか?
当たり前のことなんて、何一つないんだぞ!私っ!

今日食べたものが、明日を作る。そして、それが積み重なって未来を作る。

自分が家族に出来る、一番日常的で一番大切な事。

それは、日々欠かす事のできない食事を通して、エールを送る事。
だからこそ敬意をもって食材に向かい、
心を込めて今日も食事をこしらえようと思う今日この頃です。

【2014年6月26日Webひだまり「食卓への想い」より】

 

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