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私は、あなたを待っています。

大切な存在は、そうと分かっていながらも、失って初めて、その存在の大きさに気付かされます。

喪失感なんていう言葉では、到底表現しきれない、身を抉られるような痛みが、息もできないほどにズキズキと疼いて、どうにも堪りません。

世の中に、こんな辛い痛みがあることを、苦しみがあることを、知りたくもなかった悲しみを、ただひたすら持て余していました。

何もしてあげられない無力感と、いつか訪れるその日に怯えながら、一人で闘っていたように思います。
誰かに話すと、本当のことになりそうで……

職場から、涙をこらえて病院へ行き、精一杯の笑顔で夫と面会し、泣きながら帰宅して、帰りついたら号泣して……翌朝また、何事もない、平気なフリをして職場に行き……

職場は現実逃避の場でもありました。
誰も何も知らないからこそ、いつも通りの「日常」を過ごすことが出来ました。

でも、夫は常に、現実と向き合うしかなかったんですよね……
私は自分ばっかりずるかったなと思えてなりません。

でも、自分を保つためにはそうするしかなかったのもまた事実で……

宮澤賢治の「松の針」の一節が、胸に刺さります。

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おまへがあんなにねつに燃され
あせやいたみでもだえてゐるとき
わたくしは日のてるとこでたのしくはたらいたり
ほかのひとのことをかんがへながら森をあるいてゐた
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1年3ヶ月の闘病生活は、あっという間でした。
何の覚悟も、何の心の準備もする暇なんてなくて……あまりに突然でした。
きっと大丈夫! そう信じないと、とてもやっていけなかったから。

一昨年末、クリスマスの翌朝のことでした。
通算7回目の入院時、まだコロナ禍の前で、夫の個室に寝泊まりできたのは、最期を看取れたのは、今思うと、本当に恵まれた、かけがえのない時間でした。

暫くは気が張っていて、1月いっぱいは、何とか仕事も頑張りました。
ただ、そのタイミングで仕事が一段落ついたことで、張り詰めていた糸が切れてしまったようで、動けなくなってしまいました。

2ヶ月ほどほぼ寝たきり状態で、そうすると、まともに歩けなくなるんですね!
フラフラというより、ヨタヨタで、乳幼児といい勝負でした。

年度いっぱいは病休で、新年度からは1年間の休職に入りました。
このままでは本当に歩けなくなると思い、近所を散歩して、ようやく何とかまともに歩けるようにはなりましたが、6月の梅雨を迎え、一気に調子が狂いました。

梅雨前までは、新しいレインブーツや傘、レインコートをポチッと購入して、雨の日の散歩を楽しみにしていたのに、いざ梅雨入りすると、気持ちがどんよりと落ち込んでしまい、再び動けなくなりました。

この4月に復職しましたが、無理をしないようにと休み休み頑張っていたのですが、梅雨入りしてからまた調子を崩してしまいました。

梅雨が明けたらきっとまた大丈夫と言い聞かせつつ……

巡る季節と共に、また色んなことがフラッシュバックするのだろうと思います。
でも、そんな中で、先輩のブログや、もりもり学校は、少しずつ昨年の私を充電してくれました。
他にも沢山の方々の優しさに支えられて、今の私があります。

常に感謝の気持ちを忘れずに、今の自分を受け入れて、空を見上げながら(紫外線にだけは気をつけて) 、1歩ずつ進んで行けたらと思います。

長々と、失礼いたしましたm(_ _)m

大切なメッセージ、ありがとうございました。
この場所を選んでいただいたこと、勇気を出してくださったこと、心から感謝します。

こちらの記事にコメントを頂きました。
公開メッセージだったのでこちらにて共有することをお許しください。

 

元気もりもり学校、午後9時からスタートです。
今夜もお待ちしております。

全国のモリモリスト、やすモリストのみなさん、
またお会いできるのを楽しみにしております。

私は、あなたを待っています。

 

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