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買い出し番長との思い出。

怒涛の1週間が終わろうとしています。

先週の今日。
今週のお弁当作りに備えて、買い出しに行ってきました。

「母上!私、久しぶりに行きたいですーー!!」

と次女みーたん。

おお!そうか!そうか!
受験ということもあり、夏以来、買い出しにはご無沙汰だった次女みーたんと
久しぶりに買い出しに参上しました。

(熱心に品定めをする買い出し番長。)

 

振り返ること、3年前、中学1年生になったばかりの頃、
週に1度の次女みーたんと食材の買い出しが始まりました。


(3年前の4月。次女みーたん中学1年生。)

なかなか会話する時間を持てなかった次女みーたんと、
なんとか自然な形で、ふたりで会話する時間を持てないか?と思ったのが、
食材買い出しのそもそものきっかけです。

5人兄弟のうち他の4人は、自発的に話をしてくれていましたが、次女みーたんだけは、
自らでおしゃべりするタイプじゃありませんでした。

なんとか二人時間を確保したかった母にとって、特にデートという意識は、次女みーたんにはなかったかもしれませんが、母にとってはとても貴重で格別なものでした。

 

みーたん自身、
中学校1年生の頃は、面倒に思ったこともあったかもしれません。
だって、自分が何か欲しいものを買うと言うわけでなく、

ただただ野菜を眺めながら、旬の食材を調べて、家族分の買い出しをするという
とても地味なお買い物ですから。


(中1みーたん、弁当番長)

そんな私たちの買い出しに、変化が訪れたのは中学校生活に慣れたくらいのころでした。

それは、学校の授業中、先生からの問いかけがきっかけでした。

 

「最近、スーパーに野菜やお肉、食材を買い物に行った人ー?!」

その時、クラスで手を挙げたのは、次女みーたんだけだけだったそうです。

みーたんは驚いて、恥ずかしそうに周りを見渡しました。

クラスのみんなも驚いてみーたんに言いました。

「ええ?!買い物行ってるの?!
塾とかあるから時間ないしー。食材の買い出しとか、ちっちゃい頃は行ってたけど・・・今は行かないよー!」

この時、「え?!そうなの?!」と戸惑うみーたんに先生がおっしゃいました。

「おお!岡本さん!いいですねー!自分で何を食べているのか、何を選ぶのか、とても大切なことですよ!素晴らしい!」

(次女みーたん・中2時代)

恥ずかしい気持ちだったみーたん。
この先生の言葉で、とても誇らしい気持ちになったと言葉少なに、満面の笑みで母に報告してくれました。

弁当番長&買い出し番長。

次女みーたんが中学校3年間にわたり責務を全うできたのも、本人のみならず、
先生方の声かけのおかげさまによるものも大きいです。
もちろん、読者さまのお声かけにもたくさん力を頂きました。

ありがとうございました。

中学生台所番長としての活動は、一旦ミッションクリア。

高校生番長として、
これからもますます励んでくれるに違いないと母は勝手にわくわくしております。
そして、今では、次女は買い出しをとても楽しみにしてくれております。
それが、とても嬉しい母さんです。

みーたん、中学校3年間、大変よく頑張りました。
作ることに意義がある。

続けることに意味がある。お見事さまでした。

 

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