三者面談でした。
とーっても有意義で、涙が出るほど温かい時間でした。
先生に出会えた我が子は、幸せだなぁって心底思いました。
何を学ぶかももちろん大切ですが、
誰と出会うか、がとても大切だなと改めて思いました。
環境のチカラ
環境は作るもので、それは大体、人によって作られるもの。
そして、その環境がまた人を育てるわけで、
つまり、我が子らも、私たち親も、
これまで出会った環境によって育まれ、出会った人たちによって、
育ててもらっているのだと、改めて思いました。
子供たちも、それぞれの立場もあり、学校生活、いろいろ思うところもあるかと思います。
誰かに分かってもらえて、寄り添ってもらえるというのは、とても幸せなことで、
本人が一生懸命であればあるほど、そして無我な取り組みであればあるほど、
それを評価してもらったり、認めてもらえたりすることは、本人にとっても、
家族にとっても、最高のプレゼントだと思うのです。
多感な時期の心の栄養
「見ているよ」「知っているよ」「頑張ってるね」「いつも気遣いありがとう」
どの言葉にも、もれなく詳しいエピソード付き。
我が子の「個性」と「魅力」を見つめて下さっているんだと思うと胸が熱くなりました。
きっと先生の頭の中には、クラス全員分の「個性」と「魅力」が詰まっていらっしゃる。
その先生のもとで、毎日を過ごすことができる子供達は、幸せだなと思いました。
そして、親として、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
いつの時代も、多感な子供達にとって、
自分を理解し、応援し、そして叱咤し、認めてくれる大人たちに出会うことは、
その子にとって心の栄養であり、財産に他なりません。
自分を理解しようと一生懸命な大人たちとの出会いに恵まれれば恵まれるほど、
心豊かに育まれる気がします。
これは、大人も同じかもしれませんね。
強張った心が、ゆっくりほぐれたり、人に優しくなれたり、自分を好きになれたり、
自分以外の誰かに心を傾けることができたり・・・。
笑顔の理由
きっとドキドキしながら、三者面談を迎えたんだと思います。
最初は表情もかたく、言葉も少なかった我が子でしたが、
面談が始まって、先生が穏やかに言葉を重ねるにつれ、笑みがこぼれていました。
照れくさそうにしながらも、さっきまでの張り詰めた空気は嘘のように
ハキハキと話し始めたのです。
言葉にこそしませんが、本人は、よほど先生の言葉が嬉しかったのだと思います。
面談を終え、二人で見上げた空が夏過ぎて、思わず笑ってしまった帰り道。
母「この景色、夏だねーーーー!!!」
子「本当ですねーーーーっ!!!」
一緒に横並びに歩いていたはずが、いつの間にか母より先に歩みを進めていく我が子。
足早に追いかける我が子の背中は、昨日よりも大きく、そして、
頼もしく感じずにはいられませんでした。
いつ誰と出会い、どんな言葉に出会うのか、
言葉にはきっと人生を大きく変える力がありますね。