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本当の気遣いは目に見えないところにある。

みなさん、こんにちは!5人の子育てママウンサー岡本安代です。

毎日の家事に育児にお仕事に、大変お見事様でございます!
毎日の暮らしの中で、子育てやお仕事を通して、
日々の気付きや学びを鹿児島から元気にお伝えしております!

心にビタミン!頑張るあなたを全力で応援します。
どんなあなたもファンタスティック!きょうも元気に参りましょう!

南国鹿児島で大学生から小学生までの五人の子供たちを育てながら、
アナウンサーをしたり、ブログ「走り続ける岡本家。」や、みんなの笑顔を応援するオンラインコミュニティ「スマイルサロン」を運営する5人の子育てママウンサー岡本安代が、毎日を元気に、よりファンタスティックに過ごすためのお話ををお届けします。

今日は「本当の気遣いは目に見えないところにある」と感じたお話です。

昨年末の話になるのですが、クリスマスパーティでの一幕です。

我が家のクリスマスパーティで、プレゼント交換が行われることは以前もお話ししましたが、もう一つの恒例行事として、親から子供たち子供たちにプレゼントを渡します。
小学生の末っ子はサンタさんからプレゼントをもらうので、小学生以外の子供たちは、
パパとママからプレゼントをもらうんです。

いくつになってもプレゼントをもらうというのは、とても楽しみらしく、
長女も、「え?私、成人しましたけど、もらってもいいんですか?」と言いながら、
申し訳なさそうに、でも嬉しそうに、プレゼントタイムを楽しみます。

今年は、長女には黒のパンプス。
次女には、ランチボックスセットとリクエストされた問題集。
長男と次男には、それぞれ羽織ものをプレゼントしました。
長男はナイロンコート、次男はボアパーカーです。

プレゼントは、夫と二人でお買い物に行ったのですが、
次男がパーカー、コートが長男だろうなーと思い浮かべながら選んでいたのですが、
「タイDはパーカー好き」「セーマンはあったかい羽織りものを欲しがっている」という
夫の情報を受けて、夫婦で悩みに悩んだ末、
最初はナイロンコートを次男、ボアパーカーを長男としてプレゼントしたんです。

 

いざ、プレゼントタイム。

まずはセーマン。
ナイロンコートを目にしたセーマン。
「うわー!やったー!ありがとうございますー」と大喜び。

「いいねぇ!!かっこいいじゃん!!」とタイDも大興奮。

そして、長男タイD
ボアパーカーを手にしたタイD。
「あったかそうーー!いいですねー!ありがとうございますーー!」と歓喜していました。

 

・・・・が、どうも何かがしっくり来ていないように感じたんです。

タイDとセーマン、自分たちのだけでなく、お互いに試着し合っていました。
タイDは明らかにパーカーよりコートの方がフィットしていたんです。
そして、セーマンもパーカーがとても似合っていました。
それは、家族だけでなく、本人たちが一番自覚をしていた気がしています。
ただ、タイDの方がよりコートを眩しそうに眺めていました。

兄弟の中の誰かが言いました。
『タイDとセーマン、交代したらいいんじゃない?

セーマンは言いました。
「いいですよ。どちらも嬉しいんで、いいですよ。」

タイDが言いました。
『ええ?!本当にいいの?!』

タイDが喜ぶ姿に、みんなが嬉しくなりました。

一方で、もしかしたらセーマンに、無理させているのかもしれないと思った母は、
何度も確認しました。
『セーマン、本当にいいの?無理してない?』

『本当に嬉しいですって〜!どっちも嬉しいですから。』

それならもっと嬉しい表情でいてちょうだいよー、と言いながら、
結果的に、長男はナイロンコート、次男はボアパーカーとなったんです。


翌日、長女はセーマンに確認したらしいんです。
「本当にパーカーで良かった?本当は、コートの方が良かったとかない?」

するとセーマンから思ってもみなかった言葉が返ってきたそうです。
「パーカー嬉しかったんですけど、せっかく母上たちがボクにコートを選んで買ってきてくれたんだから、あの時パーカーを喜んだら、買ってくれた人に申し訳ないじゃないですか。」

 

長女カンPが共有してくれなかったら、知ることのできなかった、次男の気遣いでした。
手前味噌な話で、恐縮ですが、次男から学んだ、温かい気遣いでした。

もちろん、長男が思いっきり喜んでくれたのもプレゼンターとしてはとても嬉しかったので、喜び上手は喜ばせ上手だとも思います。

ただ、見えない気遣いに気が付ける私でありたいな、と思った母でした。

 

 

音声でもお聴きいただけます。

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