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胸がキュンとした長女の気持ち。

辛いですねぇぇ…高温多湿のこの気候。
そろそろエアコンがつけたくなります…この季節。
しかし!しかし!叫ばれる地球環境。
エコに努めなくてはなりません。地球にエーコとしなくてはなりません。

エアコンのスイッチを入れることは簡単なこと。
しかし!しかし!ここで易きに流れてしまえばきっとエコテロリスト。

ここはぐっとこらえ、1歳の末っ子と汗だくになりながら、
この汗こそが、自然との共生につながるのであろうと言い聞かせつつ、
早く涼しい夜よ来い!と無責任にもひたすら願うのであります。
(もちろん熱中症には気をつけなければなりません。)

末子が泣けば、「汗をかくから、泣いてくれるな」と懇願し、
激しく笑えば、「汗をかくから、笑いすぎるな」と、
なんとも理不尽な祈りを込める母。一生懸命と理不尽と隣り合わせの毎日。
暑さなどはまだまだ序の口。
これからサウナのような鹿児島の夏がやってくるのであります。

そんな汗だくの心に癒しの光を灯してくれるのが、新生児。(←急ですが)

先日、新たな命の誕生のニュースに心躍らせながら、
早速、顔を拝ませていただいたのですが、かわいすぎるのでございます。

昔話の中でも、赤ちゃんだけは襲わなかったという鬼の気持ちが分かります。
我が末っ子セーマンは1歳を迎え、世の中的にはまだ赤ちゃんの部類でしょうが、
生まれたての新生児とは、全くの別のもので、まさに成長のビフォー、アフター。
産声の柔らかい泣き声は1年経ったら雄叫びと変わるのかと学習した母。

しばし「新生児スキスキシンドローム」に陥った三十路の初夏です。

母 「ねぇ、赤ちゃんってかわいいよねぇ♪また赤ちゃん欲しい?」
長女 「いい。セーマンで十分。」(きっぱり) 
母 「あ、そう…(ちょっとションボリ)赤ちゃん欲しくない?」

長女 「いや。これ以上生まれてもアタシ面倒見きれないから。」
(またしても即答)


母 「えーー?そんなに大変?」

長女 「うん!だって、アタシはミーたん(次女)ちゃんでしょ。
タイ(長男)はセーマン(次男)でしょ。
次赤ちゃん生まれたら、誰が面倒見るの?」

母 「ママがいるじゃーーーーん!!」

長女 「でも一番大変になるのは、私だもん。」(母を一蹴)

長女よ。君はまだ6歳。
3ヶ月前まで幼稚園行ってたはずであるのは間違いない。

私はれっきとした君の保護者。
君のお世話を今でもやってるつもりである。
育児に家事にかんばっているつもりだ。

しかし、長女にとっては、そんなの関係ないわけで。。。。

「6歳の 長女に撃沈 母しょんぼり」
(喜ぶと思い、ノリノリで相談するも一蹴され
君も子供だぞと応戦したい思いに駆られつつも、実際に思い当たるところも少なからずあるために、強くいえない自分が悲しいぞ、の句)

ともかく長女、6歳ながら、頑張ってます。
母が言うのもなんですが、、、頼りになります。(頼りにしてます。)

最後につぶやいた長女の一言が忘れられず、ここに記しておくことにしました。

「赤ちゃん生まれるとき、ママ、入院しちゃって、一緒にいられなくなるから、寂しいもん・・・」

その言葉を聞いて、思いっきり抱きしめた夜。
かわいいこと言ってくれるじゃないの。

しっかりしていても、子どもはこども。繊細なこども心がありました。
でもでもでもでも、、、、、まずそこを先に言いなさいよ。
んねぇぇ、
うふふ。

岡本家の日常にいつもお付き合いいただき、
ありがとうございます。
皆々様の幸多からんことを心よりお祈り申し上げております!

【2008年6月24日 「母撃沈・・・」より】

追記:この数ヶ月後、セーマンが歩くようになった頃、カンPたちは赤ちゃんが欲しいと願うようになりました。そして1年半後の長女カンP8歳の時、三男コーマルが生まれました。誰よりも喜んだのは長女カンP。お世話に精を出し可愛がってくれました。

 

 

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