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おにぎりリレー#3長男「エビチリおにぎり」

いつもご訪問ありがとうございます。
皆さんは、朝のリビングと言えば、どんな香りを想像するだろうか。

挽きたてコーヒー?
香ばしいトースト?
はたまた
出来立てお味噌汁の香りだろうか?

 

不思議なもので、夜明けと共に心地よく鼻腔をくすぐられると、
自然に体も目覚めるもの。

・・・なんということだ!

 

今日はいつも以上に、我が屋のキッチンが、想像していた朝の香りを超えていた。

 

誰に起こされるわけでもなく、
誰よりも早く始動した本日の弁当番長タイ兄。

鍋の中から放たれる、空腹を刺激する強めの香りは、
起きたばかりの母の意識を、バッキバキに覚醒させた。

 

____何作ってるの?!

「ウナギのタレの法則ってあるじゃないですか 。タレさえあれば、ご飯何杯でもイケるぞ、みたいなヤツ。あれ、目指してます。おにぎりなんで、このタレだと何杯でもイケるってヤーツ。」

___ほぉ。なるほど。

鍋の中を、細かく刻まれたネギとショウガとニンニクが踊っている。

 

油の温度が上がれば上がるほど、
濃度が増す香りを前に、お昼を待たずにひれ伏してしまいそうになる・・・。

「ケチャップ、あります?あと・・・豆板醤。」

こ、こ、これは・・・

ま、ま、まさか・・・

「チリソースって、ご飯進みますよね〜!
ウナギのタレと双璧。」

 

 

 

そ・・・そうきたか。

まさか朝から出来立てチリソースを拝むことになろうとは。

いつも思うけども、もはや夕飯ではあるまいか。

よし!ソース出来た!あとは・・・」

彼は、黙々と作業を続けた。

まさかの・・・朝も早よから・・・・

エビの下処理。

 

(コストを考えて、鶏肉でチリソース、トリチリも考えたけど、
かなりお買い得品のエビだったので、エビの方がいい仕事してくれている件。
1人1尾の計算らしい・・・( ̄▽ ̄))

 

 

背わたをとって・・・

揚げるまで、駆け抜ける。

エビは、小さくカットして、チリソースと合流。
ネギを多めに

朝から、この手間ひま、恐るべし。

夕飯は夕飯でも、

「ちょっと今日わたし頑張ったんだ〜」というレベル。

「食べたい」が突き動かす力は、底知れないことを思い知る。

 

 

黒米玄米が、なんとも絶妙なタイミングで炊き上がった。

___どうする?海苔とか?レタスとか?
何でくるむ?

「エビチリですよ!なにも要らなくないですか?
コメ、一択ですよ!!」

エビチリ一択。

タイ兄特製エビのチリソースおにぎり。

このご飯に染み出すチリソースの存在感が、おそらくたまらないに違いない。

 

完成を見計って、次男セーマンが準備と片付けを加勢する。

「エビチリ?!すごいっすね!」

作って嬉しい。食べて嬉しい。
渾身のおにぎりリレー#3

大変よく出来ました。

全ての食材に感謝。

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