いつの世も、全ての頑張る人たちへ。
心からのエールと心からのリスペクトを。
一人じゃないから、頑張れる。
世の中の母ちゃん達が、頑張っていると思うと途端に力が湧いてくる。
自分だけじゃないんだ!と思えることが、何よりの起爆剤。
朝には朝の、夜には夜のお勤めがある。
本職である母業がヤッスバーンを待っていた。
行かねばならぬ会議があるのだ。
片付けしやすいようにと、重箱のチカラを借りた台所番長、夜の陣。
※ニラとえのき茸の酢の物
※アジのみりん干し
※ナスの揚げ浸し
※軟骨とジャガイモのトンコツ風(ミソ煮)
※そうせいじ
※添え野菜
※アオサと豆腐の味噌汁
※玄米
いつも悩んでしまうメニュー。
コーマル渾身のピアノレッスンの傍で、台所番長はメニューのイメージを固めるのが常となった。
コーマルとの時間もかけがえのない時間であるのに、
1時間後には家を出る態勢を整えなければならないことを考えると、
台所番長の心は急いていた。
焦ったり、落ち着かない時は、
その日の楽しかったこと、嬉しかったことを思い出すと、
不思議と心が落ち着く習性を持つヤッスバーン。
朝のことを、思い出した。
今日のロケでは、現場のチームにたくさん刺激をもらった。
一言では言い尽くせないほどの面白さがあった。
ロケについては改めて記すとして、重箱弁当を仕上げて、
駆け足で準備を進める台所番長。
そこへ、タイ兄貴が帰ってきた。
嬉しそうにキッチンを覗き込んできた。
胃袋戦隊も、重箱弁当への感度は良好。
『おかえりなさい!ちょっと指導者研修会に行ってくるからー!』
『ありがとうございます!宜しくお願いします!』
そうなのだ。
夜のお勤めとは、仕事でも、ロケでもない。
少年団の指導者研修会。
↑そういえば私ったら育成会会長(遠い目。笑)
会場には、100人を超える少年団関係者が集まっていた。
みーんなお母ちゃん。
仕事もしてるだろうし、小さいお子さんもいらっしゃる。
やることいっぱいある中で、少年団を通じて
子供達の成長を感じることを楽しみに、親業に精を出す。
みんな同じ。
少年団活動における親業をハードル高く感じてしまうこともよくある話だけれど、
この中にいると、そんなに思ってしまっていた自分を恥ずかしく感じてしまう。
人は間違いなく環境動物。
環境で、人は育つ。親も子も。
この環境に出会えたことも、きっとお役目を頂いたからこそ。
出来ることを、出来る限り全うしたいと心に決めた満月の夜。
よし。明日も精一杯頑張ろう。
今日という日に、ありがとう。
【2015年6月4日 「重箱弁当@魂の親業」より】