こんにちは。ご訪問ありがとうございます。5人の子育てママウンサー、岡本安代です。
人は必ず何かしら役割を持ってこの世に生を受けたのだと、つくづく感じます。
今の私の役割は、何だろうか。自問自答の日々。
お付き合い頂けますと幸いです。
『私にできるだろうか?』
新たな仕事の度に、私はいつも思います。
不安と緊張を抱えたまま仕事に挑むというのは
あってはならないことなのかもしれません。
私はアルバイトを含めると人前で話すお仕事をさせてもらうようになって
15年になります。
それでも新たな仕事との出会いは、いつも不安と緊張をもたらし、
自己肯定感情が極限まで追いやられるのです。
「やるしかない」と自分に言い聞かせ、未開の地に飛び込んだ瞬間、
その不安と緊張は新たな課題と刺激に変わります。
【放送局の役割について】
小学校5年生の社会科の授業です。
卒業生の話を聞こうという試みで講演会に呼んで頂くようになって、
もう6年になります。
今年も例外なく呼んで頂きました。
私が放送局で働くようになって学んだその「役割」を
自分の言葉でお話させて頂いた1時間。
授業では、卒業生ということで母校でのエピソードも
お願いしますと言われました。
私は引っ込み思案だった小学校の時、国語の音読をとある担任の先生に
褒めて頂いたことがきっかけでアナウンサーという仕事を
夢見るようになったということをお話しました。
人と話すのが苦手だった小学校時代。
たった一言、「あなたの朗読は聴きやすいね。」
当時の私は嬉しくて嬉しくて仕方ありませんでした。
目立つことや人前に立つことが
大の苦手だった私がそれ以来、手をあげて発表するようになりました。
一人の女の子が変わった瞬間でした。
毎年、もう20年以上も前になる思い出話を母校の体育館で
当時の自分と同じような年齢の児童に話をします。
自分は年々歳を重ねる中で、対する児童は毎年同じ歳。
いつも当時の自分に未来の自分が語りかけているような
そんな錯覚に陥ります。
講演会閉会式、先生がおっしゃいました。
『きょうは【放送局の役割】ということでお話いただきましたが、
今回、私にとって、とても意義深い時間でした。
小学校の時に先生に褒められたことがきっかけで、岡本さんは
アナウンサーを志したということを聞き、正直、ショックを受けました。
私は今教師として、どれだけの子供達に、言葉をかけてあげられているか、
気配りしてあげられているか、改めて自分を見直すきっかけを頂きました。
一人でも多くの子供達に、きっかけを与えてあげたい強く思いました。
これが私が教師としてできる大きな役割の一つなのではないかと考えさせられました。
本当にありがとうございました。』
母校が繋いでくれたご縁。
先生、お礼を言うのは、私のほうです。
その昔、自分を変えてくれた先生の言葉と同様に、今の私に大きく重く響く言葉。
大人になり、親になり出会ったからこそ、真正面から受け止めたい言葉。
人それぞれ「役割」がある。そう強く思わせてくれた言葉。
たくさんの人に支えてもらい、教えてもらい、今の自分がいます。
その自分が、今できること。
これまでに学び感じたことを、子供達に、伝えることなのかもしれない。
私がその昔、きっかけを与えていただいたように、そのきっかけのバトンを
繋いでいくことなのかもしれない。
おこがましいかもしれないけれど、自分の「役割」を今改めて胸に刻み、
だれか一人でもいい、私も与えてもらったように、きっかけを与えてあげられたら、
これ以上に嬉しいことはないもの。。。
そしてそれが、これまで育てていただいた皆さんへの一番の恩返しなのかもしれないと
思った次第。
貴重なご縁を、大切な気づきを、ありがとうございました。
もちろん、親として5人の我が子らを一人前にするという役割が大前提ですけどねっ
(#⌒∇⌒#)ゞ
さぁ!自分にできるだろうか…なんて考えている場合じゃないですね!
声をかけてくださることに、誠実にお応えすることが、まず大切な役割ですもん♪
よし!!行くぞ━━━(゚∀゚)━━━!!!
(↑最後の最後に素が出る始末の悪いママウンサー)
最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました!!
【2012年5月10日付公式ブログより】