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▶︎母としての原点。

いつもご訪問ありがとうございます。5人の子育てママウンサー・岡本安代です。
毎年この時期は 、老いも若きも新たな環境に身を置く自分を、奮起させたり、心と体のバランスを取ったり、見えない何かと戦っているのではないかな、と思います。
子供たちも頑張ってる、大人も頑張ってる、そんな頑張っているみんなを受け止め、抱きしめられる、そんな母でありたい、と思いました。
6年前の出来事です。お付き合い頂けたら嬉しいです。

 

 

4月も最終週。
いつも通り出かけていった子供達。
きょうも無事に朝を迎えることが出来ました。

いつもの登校指導。
いまにも泣き出しそうな空模様の日も
子供達の元気な挨拶に、泣くのを思いとどまってくれたような気がします。
大きく揺れるランドセルに
「いってらっしゃーーーい!」と声をかけると
子供達はハニカミながら、「行ってきまーす!」と言葉を残し、
互いに交わした笑顔をこの目に焼き付けて母の1日は始まります。

一方で、年中組となった末っ子
1つお兄さんになった自覚があるのか
これまでよりも元気に挨拶し、登園バスに乗るようになりました。

とは言っても、
我が子がバスに乗り、きちんと座るのを見届けるまで
安心は出来ない、幼子を送り出す母の性。

まるで恋人同士のように車窓越しに目を合わせ、
手をふり続け、バスが見えなくなるまで見送って、
ようやく母の全ての細胞が仕事チャンネルへと切り替わります。

さて、きょうは「母としての原点」というテーマでお話したいと思います。

この春、いつもの登園バスに仲間が加わりました。
入園したばかりの年少組のお友達です。
若干3歳の小さな子供達が黄色のバスにちょこんと肩を並べる姿は、
眺めているだけで微笑ましく、自然と口元が緩んでしまいます。
そして息子のバス乗り場にも、1人の男の子が加わりました。
いつも息子がバスに乗った後、続いて乗り込む小さな小さな男の子。
年少組の男の子です。

入園式から一週間。
これまで意気揚々と乗っていたバスに、
この日はなかなか乗ろうとしませんでした。

「ママー!ママー!」と泣き叫んでいました。
完全に体がバスに乗るのを拒んでいました。
この春入園したばかり。

入園以来、1週間頑張って登園してきたに違いありません。
慣れるであろうその前に、土日のお休みで全てがリセットされ、
週の始めにはママと離れたくなくて、
幼稚園に行きたくなくて、しがみついて離れない。

「ママと一緒にいるという日常」
「ママと離れて幼稚園に行くという日常」に変わることを
受け入れられずにいる心の叫び。

何度も通って来た道だからこそ、よく分かる母と子の朝の試練。

幼稚園の登園に限らず、
我が子を預けて、仕事に向かうお母さん達は、
少なからず同じ経験をされた方も多いのではないでしょうか。

我が子の必死の叫び。
泣き叫ぶ我が子の手を離さねばならぬ母の勇気。

泣きたいのは、きっと子供だけでなく、お母さんも同じ。
見送った後、虚無感と罪悪感と寂しさといろんな思いが入り交じり、
涙していたあの頃が懐かしい。

小さな我が子の大きな一歩を見届けたあの日。
子育てのゴールは、親離れであり、子離れだということの意味が
少しだけ分かった気がしました。

「幼稚園行きたくない。ママと離れたくないもん。」
「ママ、お仕事、行っちゃやだ!」
そう言ったこともあった我が子。
いつのまにか「ママ!きょうもお仕事頑張って下さいっ!」
と言ってくれるようになりました。

母が働く理由を話したあの日。
「ママだって離れたくないんだよ。だって大好きだもん。
でも行かなきゃならないんだ。ママを待ってくれている人がいる。
カンちゃんだって同じ。待ってくれている人がいる。
ママも頑張るから、会いたいのを我慢するから、
だから一緒にがんばろう!」

小さな肩を抱き寄せたあの温もりを
今も忘れられません。

いつの頃からか、帰りが遅くなる日は
子供達が夕飯まで用意してくれるようになりました。

「ママ、きょうね!」
「あのね、ニュースがあります!」

母が帰宅すると、我先にとその日あった出来事を報告し合うのです。

うんうん♪そうか~!

5人の子供達の口から発せられる、それぞれの話を聞きながら、
我が子の用意してくれたご飯を食べるのは、母にとって至福のひととき。

料理を担当した子供達が「どう?美味しい?」と母に尋ねれば、
「すごく野菜が太いよね~(笑)」と別の子供達が笑いながら言葉を重ね、
度重なる質問攻めに、なかなか食べることに専念出来ないこともよくある話ですが(笑)

2年前、末っ子が初めて登園した日。
母の目を見つめ、涙を流し「ママー!」と叫び続けました。
バスのドアが閉められないように
取手にしがみついて、最後まで必死に抵抗していました。

まるで連行されるように幼稚園に送り出した毎日。

一緒に泣いて、一緒に頑張った日々が思い出され、胸が熱くなりました。

毎日、お父さんはお仕事で頑張っていることでしょう。
もちろん、お母さんだって頑張っているに違いありません。

そして、今、小さな子供達も大きな一歩を踏み出そうと
必死で頑張っているんだ!ということを改めて感じた朝。

お腹に子を宿した瞬間から、きっと子供とともに頑張るストーリーは
始まっているのかもしれません。

陣痛でもがき苦しんでいた私に、助産師さんが言いました。
「頑張ってください!赤ちゃんも出てこようと頑張っていますよ!」と。

きっと子供と共に育つということは、子供と共に頑張ること。
それはもちろん、同じ目標に向かって走るというわけでなく、
「母さんが頑張っているから、私も頑張ろう!」
「我が子らに、恥ずかしくないように精一杯頑張ろう!」
という風に互いに育ち合える関係でありたいなと思っています。

それは
仕事であっても、家事であっても、PTA活動であっても、ボランティア活動であっても。

これが日々の母としての私の原点です。
よし。きょうも頑張ろう。

最後までご精読ありがとうございました。ママウンサー岡本安代でした。

【2014年5月6日 うぇぶひだまり「母としての原点」より】

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ABOUT ME
岡本安代
鹿児島を拠点に全国で活動するリアクション大きめのフリーアナウンサー。元鹿児島読売テレビアナウンサー。大家族率いるパワフルアナウンサーママとして日本テレビ系バラエティ番組「人生が変わる1分間の深イイ話」で密着放送以来、愛と元気溢れる肝っ玉母ちゃんぶりが全国的に注目される。5人の子育て経験を生かし、家事と育児と仕事の両立するための独自のマネジメント術が全国で話題となり、全国で行う講演会は、「聞いた瞬間から元気になれる」「明日が変わる」とリピーター続出、総講演回数1000回を超える。言葉の力「安代塾」主宰。メディア出演、司会業の他、朗読、演劇活動も行う絶賛子育て満開中の5人の子育てママウンサー。
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