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5人の子育てママウンサー 全力で今を生きる
お弁当奮闘記

▶︎長男がどうしても作りたかったタケノコ料理。

いつもご訪問ありがとうございます。5人の子育てママウンサー岡本安代です。

岡本家では、平日は家族みんなでお弁当を作り合おうキャンペーンを行っています。

題して「週1弁当番長キャンペーン」

5月27日水曜日。鹿児島は曇り時々雨のち晴れ。少し肌寒い朝。

水曜日の弁当番長は、長男タイ兄。

中学生チームほど、朝の弁当作りを意識して朝5時台から始動するわけではないけれど、いつもより早めに起きて、定位置に降り立つ。

長男が中学1年生になったことをきっかけに始まった、週1弁当番長。
今年で5年目を迎えた。
もちろんこれまでいろんなことがあった。
間に合わなかったことや失敗したことなどはカワイイ思い出。
台所の外では、何度となく息子と母との攻防戦が繰り広げられたこともあった。
どんな時でも、台所という場所は、お互いの気を鎮めてくれる。

お弁当作りは、必ず、誰かのために、という想いが存在する。

どんなに心にゆとりがなくとも、その時ばかりは、優しくなれる。

岡本家にとって、台所という場所は、そういう場所なのかもしれない。

今週のテーマは「タケノコ」

そのテーマを聞いた瞬間、タイ兄貴の作る料理は決まっていた。

___何作るんですか?

「えぇ?もう決まってるけど、秘密。言わねーよ。」

先週、弟達からの質問を、のらりくらりと交わしていたタイ兄貴。

 

昨夜になって材料と調理の確認に1人勤しむ姿があった。

「青椒肉絲作ろうかと思うんですけど。」

__あー、ごめん・・・牛肉もピーマンもない・・・
ピーマンなきゃ始まらないけど、代わりになるもので作ってもいいかもしれない・・・。

「あ、大丈夫です。無ければ無いで、もともとあるもので、と思ってたんで。どうにかしますわ。」

タイ兄は、ピーマンの代わりに、青梗菜を取り出した。

ピーマンの緑を青梗菜に求めたのだ。

「母上!青梗菜のチンって、青椒肉絲のチンと同じだ。
ってことは、チンゲンロースーということで。」

___なるほど。チンジャオロースならぬ、チンゲンロースか。実に面白い。

___牛肉が無いぞ。鶏肉にする?豚肉にする?
我が家の冷蔵庫で、ある牛肉といえば、牛豚合い挽き肉しかないわ・・・。

「あ、じゃあ、それで。(合い挽き肉で。)」

細切り牛肉の代わりに登場したのは、
細切りがさらに細かくなった、まさかのミンチ。

タイ兄に、迷いはなかった。

ニンニク生姜で、間違いない中華の香りを引き出した後、合い挽き肉を投入した。

ジュワー。

朝から飯テロ。
実にいい香りだ。

そこに酒を入れ、醤油を入れていく。

いれる調味料は別として、ここまでは、ほぼ麻婆豆腐と変わらぬ展開。

本来ならば、下味した細切り肉に片栗粉をまぶして揚げていくが、
タイ兄は、炒めひき肉に片栗粉をまぶし、炒め、残りの野菜をドーンと投入。

強火で豪快に炒め、
味も香りも青椒肉絲的チンゲンロース。

___セーマン!レタスか何か、お弁当箱に、敷いてあげてー!ほら時間もないしー!

「わっかりましたーー!」

朝食準備の母にかわり、サポートに回るセーマン。

(ちなみに写真もセーマン撮影のもの。)

「あ、大丈夫!レタス、要らない。ちょっと待ってて。」

タイ兄は、また別のフライパンで、薄焼き卵をこしらえ始めた。

特に味付けは施していないらしいが、
マヨネーズの油分で作った薄焼き卵を、ご飯にのせ・・・

その上に、先ほど完成させたチンゲンロースをのせていた。

___おお。美味しそうだ!

母は思わず声が出た。

振り返れば、昨夜のこと。
いつも一品ドーン主義のタイ兄に、

___せっかくだからさ〜、彩りも意識して作ったらいいのにー。

と言った母の一言を、どうやら、兄貴なりに受け止めていたらしい。

青に対すして黄色を効かせていた。

長男特製チンゲンロース弁当、
ドーン!

ここからは、母の憶測だけど、
ピーマン無くとも、牛肉無くとも、
どうしてもタイ兄は、
青椒肉絲的な一品を作りたかったんだと思う。

兄弟喧嘩とまではいかないが、
先日、タイ兄は、姉カンちゃんと口論になった。

自粛生活でストレスも溜まっていたのかもしれない。

どの兄弟にもあるであろう、小競り合いとはいえ、
姉がオンライン授業で缶詰状態ということも手伝って、
ちょっとの間カンちゃんとタイ兄の会話は激減していた。。
(*今は、仲良くメチャクチャ喋ってるけど。)

おそらく、だけど、今回は「この前はすんません。」という
弟から姉への、無言の詫び状。

「あ、美味しい。」
兄弟は誰もいない静かなリビングで、
一口めを頬張った瞬間、姉カンちゃんの口からでた言葉に
心のわだかまりは一切見当たらなかった。
「うん、これは、美味しいわ。さすがやね。」
毎日のお弁当に込められた家族の物語。
出来不出来でなく、誰かを想う心がそこにある。
大変よくできました。
全ての食材に感謝。

全ての神々様(読者様)に感謝。

ごちそうさまでした。

 

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