おうちごはん

パワーチャージ

 

パワーチャージ

長ーい夏休み、皆様、いかがお過ごしでしょうか?
幼稚園から中学生までが終日共存する、我が家の夏の日常は、
一年を通しての最大の関門であり、同時にやりがいでもあります!
一日を終えた時の充実感や疾走感は、筆舌に尽くしがたいものがあります。
きょうはそんなワタシの「パワーチャージ」についてお話させて頂きたいと思います。

この夏休み、我が家では出かける予定があってもなくても
お昼にはお弁当を作り、暑い夏を乗り越えよう!ということで、
毎日、お弁当を作ることを始めました。
日中は、仕事を抱えていることもあり、
子ども達がラジオ体操に行っている間に大急ぎでこしらえます。

毎日のことですから、大したことはできませんが、
暑い夏を一生懸命頑張っている子ども達の笑顔が少しでも増えるように
子ども達が好きなものを必ず入れるようにしています。

レバニラだったり、砂ズリの唐揚げだったり、イカの天ぷらだったり、、、
ラジオ体操から帰ってくると子ども達はすぐさま台所に顔を出し
「きょうのお昼ご飯はなんですかーーー?」
お弁当箱の中身を覗きにやってくるのです。

「うわー!きょうも美味しそうだーーー!」
「ご馳走だーーーー!」

たとえそれが、冷蔵庫の残り物で作ったものであっても
前の晩のおかずと重複していたとしても、毎日毎日、嬉しそうにお弁当を眺め、
お昼の時間が来るのを今か今かと待っているのです。

いついかなる時も「ご馳走」と反応してくれる食いしん坊の5人兄弟。
ケンカにならないようにお弁当箱の詰め物は全て5の倍数がお約束。

母がお弁当を作っている傍らで、「飯炊き」「出汁とり」に励む日直さん。
「ママ!台所って暑いんだねー!お弁当作るのも大変だね(涙)」
お弁当作りに勤しむ母を眺めながら、代わる代わる呟く日直の子ども達。

ピーッ!ピーッ!ピーッ!

「あ、洗濯が終わった!干さなくちゃ!」

毎朝、お弁当作りの最中に1回目の終了合図が鳴る洗濯機。

「ボク、干してくる!」
台所という持ち場を離れられない母に代わり、いつの頃からか、
洗濯物を干してくれることが、夏の子ども達の日課になりました。

「うわー!ありがとうーーー!」

「こんなことくらいしか、いつもの恩返しできないし。」

「嬉しいこと言ってくれるじゃなーい!」

想いもよらぬ子ども達の言動に、元気をもらう母の私。

「よーし!きょうも美味しいお弁当作るからねー!」

「よろしくお願いしまーす!」

お弁当作りが始まった頃からでしょうか。
子ども達は、洗い物や洗濯物たたみなど、それぞれが持ち場に付き
いつの間にか全面的に家事のサポートしてくれるようになりました。

4歳の末っ子は、洗濯物を取り入れて、畳む係。
これまで、その完成度の低さから、
あまり兄弟から頼まれごとをされなかった末っ子ですが、
この夏、役目を与えられた喜びからか、
「洗濯物、コーの仕事なんだー!」と誇らしげに取り組んでいます。

「お昼だ!お弁当の時間だー!」
リビングの時計が正午をさすと、待ってましたとばかりに
方々から集まってくる、岡本家、夏の日常。

「いただきます!」

日直の号令を合図に、食卓に響く「いただきまーーす!」の大合唱。
「さー!きょうはトンカツだよー!元気出して行こうねー!」
「やったー!」「この時間が一番の楽しみなんだーーー!」

「実はね、母さんもこの時間が一番の楽しみなんだー!」

「え?なんで?!」


「子ども達が嬉しそうに、美味しそうにお弁当を頬張る姿を見ると、
作り手の母さんも嬉しくなって、
『よし!がんばろう!』って元気が沸いてくるんだよねー!」

口々にお弁当への熱い想いを語り合い、
嬉しそうに頬張る子ども達を眺めることが、この夏の母の醍醐味であり、
なにより、パワーチャージになっていることに気がついたきょうこの頃。

食べることは生きること。
人を良くすると書く「食」の字。
食が人を良くするかどうかは、食の質にもよるかと思いますが、
お弁当箱を開いた瞬間の子ども達の笑顔、その笑顔はに日常の活気までももたらします。

我が家では、間違いなく
お弁当という「食」のお陰で、1人1人の心に良い刺激が与えられている気がしています。

もともと働く母の時短を目指して始めた夏のお弁当作り。
想いもよらない子ども達の歓喜の存在で、今では母の活力源となっている現実。
この夏の暑さにも負けず頑張る子ども達の笑顔をもっと見たいから、
今日も明日も明後日も、母はお弁当を作り続けることを頑張りたいと思います!

子ども達が、日頃の恩返しで家事をサポートしてくれるというのであれば、
母は、その恩返しに応えられるような
子ども達たちの口から、たくさんの「美味しい!」が聞こえてくるようなお弁当作りに、
日々励みたいと思います!!!

ご精読ありがとうございました!みなさん、素敵な夏休みを。
走り続けるママウンサー、岡本安代でした!

【2014年8月 うぇぶ・ひだまりより「パワーチャージ」】

 

ABOUT ME
岡本安代
鹿児島を拠点に全国で活動するリアクション大きめのフリーアナウンサー。元鹿児島読売テレビアナウンサー。大家族率いるパワフルアナウンサーママとして日本テレビ系バラエティ番組「人生が変わる1分間の深イイ話」で密着放送以来、愛と元気溢れる肝っ玉母ちゃんぶりが全国的に注目される。5人の子育て経験を生かし、家事と育児と仕事の両立するための独自のマネジメント術が全国で話題となり、全国で行う講演会は、「聞いた瞬間から元気になれる」「明日が変わる」とリピーター続出、総講演回数1000回を超える。言葉の力「安代塾」主宰。メディア出演、司会業の他、朗読、演劇活動も行う絶賛子育て満開中の5人の子育てママウンサー。