オモウコト

▶︎コロナクラスターと豪雨に想う。

予防も防災もアップデート

いつもご訪問ありがとうございます。5人の子育てママウンサー岡本安代です。
コロナの不安、豪雨の被害、毎日落ちつかない日々が続いています。
なじみのある風景を、容赦無く呑み込んでいく大雨。
悲惨な映像を目の当たりにして、胸が痛くなり、
明日は我が身と、今一度命を守る行動を確かめています。

クラスターが発生した鹿児島市の繁華街。
これまで、コロナに負けじと奮闘してきた地域の店主たちの落胆に加え、
再びいつも通り生活をすることに、身の危険さえ感じてしまう日常に、
胸の奥の何かが弾け、苦味の広がる妙な感覚に襲われています。

まずは、身近にいる守りたい人を守るために、気を緩めることなくしっかりしなきゃ、と気合いを入れ直し、さらにその気合いが空回りしないように、落ち着いて、改めて見つめ直し、防災も、予防も、意識丸ごとアップデートしようと心に決めました。

今日も無事に過ごすことができたと胸を撫で下ろしながら、1日の幕を閉じる毎日。
もしかしたら、これがあるべき姿なのかもしれないと、ふと思ったりするのです。

いつもの7月じゃない

携帯電話のアルバムを開くと、いつも
1年前の今日、2年前の今日、と言う具合に、思い出を振り返るアルバムが出てきます。
今月に入ってからと言うもの、アルバムはとても賑やかなものでした。

夏休みを前にしたこの時期は、部活動では大会、少年団では練習試合が盛んに行われ、
学校行事も水泳大会に、授業参観、PTA活動も盛り沢山であることを
その過去のアルバムが思い出させてくれました。

そうか。いつもなら、この子たち、こんなにいっぱい行事があって、いろんな経験して、いっぱい汗かいて、たくさん笑って、必死に頑張って、そんな機会にたくさん恵まれていたんだということに、その時に改めて気がつかされました。

’しかたない’で片付けない

先日、今年度初めてのPTAが開催されました。
もちろんソーシャルディスタンス。相互マスクをし、先生以外は一言も発せず、
先生のお話を通して、子供たちの学校の様子をだただ聞くという、これまでにないPTA でした。

そこで、先生がおっしゃった言葉が、みんなで強くしなやかに生きるために、忘れてはならないと思ったので、ここに共有させてください。

現状、子供たちは、例年になくいろんな体験を奪われています。
つい「コロナだから仕方ない」「災害だから仕方ない」
我々大人は、不用意に口にしてしまう言葉ですが、それを楽しみに、目標に頑張ってきた子供たちにとっては、「しかたない」というたった5文字の言葉で片付けられるものではないのです。
こんな時こそ、この状況をどうやって打開していくかを親子で、みんなで考えていくかが大切なのではないでしょうか。
どうぞ保護者の皆様、子供たちの夢や体験を「しかたない」という言葉だけで簡単に片付けないでやってください。

何気ない言葉が、時に刃のように、大切なものを切り裂き、ハンマーのように打ち砕く。

それはとても、身近で、日常的で、無意識なことが多い。

健気な気持ちを一蹴してしまうような「しかたない」は封印しよう。

どうかこれ以上、被害も感染者も広がりませんように。

オンラインサロンではさらに詳しく未来を会議しています。

ABOUT ME
岡本安代
鹿児島を拠点に全国で活動するリアクション大きめのフリーアナウンサー。元鹿児島読売テレビアナウンサー。大家族率いるパワフルアナウンサーママとして日本テレビ系バラエティ番組「人生が変わる1分間の深イイ話」で密着放送以来、愛と元気溢れる肝っ玉母ちゃんぶりが全国的に注目される。5人の子育て経験を生かし、家事と育児と仕事の両立するための独自のマネジメント術が全国で話題となり、全国で行う講演会は、「聞いた瞬間から元気になれる」「明日が変わる」とリピーター続出、総講演回数1000回を超える。言葉の力「安代塾」主宰。メディア出演、司会業の他、朗読、演劇活動も行う絶賛子育て満開中の5人の子育てママウンサー。