オモウコト

▶︎もっと家族を楽しもう!

いつもご訪問ありがとうございます。5人の子育てママウンサー岡本安代です。

コロナの感染拡大防止のための#おうちで過ごそう という取り組みは、
つまり多くのご家庭にとっては#家族で過ごそう

同じ過ごすなら、楽しく過ごせることはないかとアンテナを立てつつ、
毎日オンライン授業に、オンライン打ち合わせ、全ての業務がオンライン化し、
我が家のWi-Fi環境は大フィーバーとなっている岡本家でございます。

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

これは、(感覚として)遠い昔の春のお話しです。

親になって初めて感じることがたくさんあります。
そして
親になって初めて気がつく事もたくさんあります。

年をとればとるほど得るものがたくさんあります。
一方で
年をとればとるほど失うものもたくさんあります。

それは文学や芸術に触れたときの感覚と似ています。

少年のときと、青年のときと、中年のときでは
受ける印象や抱く感情は異なることが多いものです。

昔は全く心をくすぐられなかった作品が経年とともに、やけに心に響いたり
逆に、昔いたく感激した作品が、もう一度読み返してみると、
昔のような感動が味わえなかったり。

子供の成長とともに、環境は変わってきます。

親との距離感、友人や仲間との関わり方、
さらに
学校と家庭と友人との比重が重なってくると、
ますます、親としての立ち位置も変わってくるのかもしれません。

我が子が最初に目にする大人は、親である自分たち。

「子供は親の言う事は聞かないが、親のすることを真似する」
という子育ての定説は我が家も例外でなく、
正直、冷や汗をかくことも多かったものです。

以来、どんなことも我が子に言う前に、まず自分が意識して行う事を心がけてきました。

「あいさつしなさい」
「笑顔を忘れるな」
「言い訳するな」
「悪口はいうな」
「人のいい所を見つけなさい」
「何かしてもらったらすぐに報告しなさい」
「弱いものをいじめるな」
「感謝の気持ちを忘れるな」
「言葉には心を込めよ」
(↑言葉は想いを相手に伝えるためにある
心を込めて言葉を発せよ)

恥ずかしながら、自分だってどこまで出来ているか分かりません。

自分が幼い頃から親に教えられたことを
今ごろになって意識し始めています。(汗)

長女カンちゃんが中学生になって、早2週間。

興奮して帰宅しました。

息巻いてキッチンに駆け込んできました。

「ママの言っていたことが分かった!」

___え?なにが?

「きょうね、新しい友達が出来た!
その人はね、とっても笑顔が素敵なの!
いつも笑顔が素敵で、アタシ、その子とまた話したい!
また会いたいってすごく思った!つまり、こういうこと!なんだよね?」

おそらく、
この年齢になってくると、人から何を言われたことより
自分が何を感じたかが大きく影響するのだろう、と思う。

大人が毎日を楽しそうに過ごしていると、
きっと子供は大人に憧れるようになるのでしょう。

逆に、親が嘆いてばかりいると
世の中は世知辛いものなんだと
先入観だけで幻滅だけが先走るのかもしれません。

親が毎日を幸せそうにしていると
きっと
子供もなんだか幸せな気分になってくるもので、

お母さんが笑っていると
きっと
子供も早く家に帰ってきたくなるのかもしれません。

奥さんが笑っていると
旦那さんも早く帰ってきたくなるのでしょうね~。

子育ては千差万別。子育て論も千差万別。

だからこそきっと理屈じゃない部分も
たくさんあるんだろうな~。

子供達が何を感じるか?が
きっとこれからの飛躍の翼となるにちがいありません。

子供の感じる心。尊重したいと思ったのも親になり思い抱いた新たな感覚。

だって、自分は忘れていた事も
子供は感じることができるんですもの。

親は子供に教えているつもりでも
実は、教えられることの方が多い現実。

子供達にはかないませんね・・・

よし、今日も家族と頑張ろう!もっと家族を楽しもう!

【2014年4月21日付 「子どもが教えてくれたこと」】

 

ABOUT ME
岡本安代
鹿児島を拠点に全国で活動するリアクション大きめのフリーアナウンサー。元鹿児島読売テレビアナウンサー。大家族率いるパワフルアナウンサーママとして日本テレビ系バラエティ番組「人生が変わる1分間の深イイ話」で密着放送以来、愛と元気溢れる肝っ玉母ちゃんぶりが全国的に注目される。5人の子育て経験を生かし、家事と育児と仕事の両立するための独自のマネジメント術が全国で話題となり、全国で行う講演会は、「聞いた瞬間から元気になれる」「明日が変わる」とリピーター続出、総講演回数1000回を超える。言葉の力「安代塾」主宰。メディア出演、司会業の他、朗読、演劇活動も行う絶賛子育て満開中の5人の子育てママウンサー。