いつもご訪問ありがとうございます。5人の子育てママウンサー岡本安代です。
コロナの感染拡大防止のための#おうちで過ごそう という取り組みは、
つまり多くのご家庭にとっては#家族で過ごそう
同じ過ごすなら、楽しく過ごせることはないかとアンテナを立てつつ、
毎日オンライン授業に、オンライン打ち合わせ、全ての業務がオンライン化し、
我が家のWi-Fi環境は大フィーバーとなっている岡本家でございます。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
これは、(感覚として)遠い昔の春のお話しです。
親になって初めて感じることがたくさんあります。
そして
親になって初めて気がつく事もたくさんあります。
年をとればとるほど得るものがたくさんあります。
一方で
年をとればとるほど失うものもたくさんあります。
それは文学や芸術に触れたときの感覚と似ています。
少年のときと、青年のときと、中年のときでは
受ける印象や抱く感情は異なることが多いものです。
昔は全く心をくすぐられなかった作品が経年とともに、やけに心に響いたり
逆に、昔いたく感激した作品が、もう一度読み返してみると、
昔のような感動が味わえなかったり。
子供の成長とともに、環境は変わってきます。
親との距離感、友人や仲間との関わり方、
さらに
学校と家庭と友人との比重が重なってくると、
ますます、親としての立ち位置も変わってくるのかもしれません。
我が子が最初に目にする大人は、親である自分たち。
「子供は親の言う事は聞かないが、親のすることを真似する」
という子育ての定説は我が家も例外でなく、
正直、冷や汗をかくことも多かったものです。
以来、どんなことも我が子に言う前に、まず自分が意識して行う事を心がけてきました。
「あいさつしなさい」
「笑顔を忘れるな」
「言い訳するな」
「悪口はいうな」
「人のいい所を見つけなさい」
「何かしてもらったらすぐに報告しなさい」
「弱いものをいじめるな」
「感謝の気持ちを忘れるな」
「言葉には心を込めよ」
(↑言葉は想いを相手に伝えるためにある
心を込めて言葉を発せよ)
恥ずかしながら、自分だってどこまで出来ているか分かりません。
自分が幼い頃から親に教えられたことを
今ごろになって意識し始めています。(汗)
長女カンちゃんが中学生になって、早2週間。
興奮して帰宅しました。
息巻いてキッチンに駆け込んできました。
「ママの言っていたことが分かった!」
___え?なにが?
「きょうね、新しい友達が出来た!
その人はね、とっても笑顔が素敵なの!
いつも笑顔が素敵で、アタシ、その子とまた話したい!
また会いたいってすごく思った!つまり、こういうこと!なんだよね?」
おそらく、
この年齢になってくると、人から何を言われたことより
自分が何を感じたかが大きく影響するのだろう、と思う。
大人が毎日を楽しそうに過ごしていると、
きっと子供は大人に憧れるようになるのでしょう。
逆に、親が嘆いてばかりいると
世の中は世知辛いものなんだと
先入観だけで幻滅だけが先走るのかもしれません。
親が毎日を幸せそうにしていると
きっと
子供もなんだか幸せな気分になってくるもので、
お母さんが笑っていると
きっと
子供も早く家に帰ってきたくなるのかもしれません。
奥さんが笑っていると
旦那さんも早く帰ってきたくなるのでしょうね~。
子育ては千差万別。子育て論も千差万別。
だからこそきっと理屈じゃない部分も
たくさんあるんだろうな~。
子供達が何を感じるか?が
きっとこれからの飛躍の翼となるにちがいありません。
子供の感じる心。尊重したいと思ったのも親になり思い抱いた新たな感覚。
だって、自分は忘れていた事も
子供は感じることができるんですもの。
親は子供に教えているつもりでも
実は、教えられることの方が多い現実。
子供達にはかないませんね・・・
よし、今日も家族と頑張ろう!もっと家族を楽しもう!
【2014年4月21日付 「子どもが教えてくれたこと」】