みなさん、こんにちは。5人の子育てママウンサー岡本安代です。
今日は「共感と共有で家族が育つ」というお話をしたいと思います。
みなさん、毎日一生懸命、頑張って踏ん張ってお過ごしのことと思います。
行ってらっしゃーいと背中を見送ると、目の前の子供たちは、毎日毎日たくさんの荷物を背負って学校まで登校しています。
重いランドセルを背負って、重い学生かばんを持って。
教科書に辞書、体操服に、鍵盤ハーモニカ。
大人だとこれだけの荷物だと、当たり前のように車を利用してしまいますが、
子供たちは、雨の日も雪の日も、体以上の荷物を持って徒歩で。
さらに部活に、勉強、運動、当たり前の風景ですが、文字化するととても頑張ってると改めて感じます。
育児中のお母さんもそうです。自分ことはすべて後回し。
やろうと思っていたことが、中断されることは日常茶飯事。
思うようにことが進まず、こんなはずじゃなかったの連続。
夜泣きやイヤイヤ期反抗期、子供の成長に合わせて、お母さんたちも対応を変えながら、必死に寄り添い、伴走する。
仕事だけじゃない、家事も役員活動も、いろいろあって、必死に頑張って。
いつになったら終わるだろうという途方にくれるような気持ちになって泣きたくなる時もある。睡眠不足になることだってあるし、イライラも通り越して、逃げ出したくなる時だってある。
仕事しているお父さん達もそうです。汗水垂らして、毎日一生懸命働いてくれています。
子供たちと一緒にいたいだろうに、家族のために一生懸命働いてくれている。
辛いこともあるだろうし、逃げ出したくなるようなこともあるかもしれません。
男だから、夫だから、父親だからという想いで、一人で抱えて踏ん張って、見せないだけの場合もあると思います。
介護されている方も、昼夜問わず、自分のことは後回しで、大切な愛する家族のために、一生懸命。
それでももっともっとと自分を追い込んだり、相手に期待したり。
幸せの尺度も、辛いの尺度も人それぞれ。
頑張りの尺度も人それぞれ。苦労を人と比べるものでもないし、
頑張りを人と比べるものでもありません。
頑張っている人に頑張ってと言っても、それは応援でなく、
押し付けに過ぎないということを知りました。
頑張ってるねーと言われることが、これまで、何よりの励みになったんです。
認めてもらったことが嬉しくて、もっと頑張れたんです。
逆に頑張っている時に頑張ってと言われると辛くなる、という思いも経験しました。
子供達にも、夫にも
『頑張ってるねー!』と声をかけると、表情がとても明るいことを実感します。
誰かに言葉を伝えるときは、
人と比べるのでなく、お互いを共感し優しさを共有することが、1番の栄養剤になるような気がしています。
言葉や声かけは栄養剤。でも良かれと思って言ったことが刃にもなる。
いろんな可能性を込めている言葉たち。
愛する人のビタミンになるような使い方ができるようになればと、思います。
言葉の受け止め方は千差万別。
きっと完全無欠となるには、まだまだ修行が必要だとは思いますが、まずは目の前の汗と涙を見逃さず、共感を忘れずに頑張ってより、頑張ってるね、と声かけしていきたいと思います。
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