いつもご訪問ありがとうございます。5人の子育てママウンサー岡本安代です。
何かが終われば、何かが始まる。誰かと出会い、言葉を交わし、何かを学び、
吸収することが出来たのなら、それを誰かに伝え続けること、それが私にできる、
私が私に与えて頂いた役割だと思っています。
私が先生という立場を通して学んだことを、私は決して忘れることはないと思います。
41人の生徒さん達は、いつだって真っ直ぐな瞳で、私の話を聞いてくれました。
いつだって一生懸命に向き合ってくれました。
私は授業を担当する前に、
小学校の時の恩師に電話をかけ、不安を吐露したことがあります。
私が教壇に立たせてもらうことに自信がなかった時、先生は私に
こんな言葉をかけてくれました。
『いいか、安代。
間違えても、教えてやってるなんて思うな。
私の話を聞きなさい、と思うな。
目の前にいる自分を、受け入れてくれてありがとう。
という気持ちは常に持ってなきゃいかんよ。
教師なんて職業は、生徒に教えられることばかりだぞ。』
・・・と。
年齢なんて、関係ありません。
15歳も違う学生さん達に、私はたくさん教えてもらいました。
人を大切にする気持ち、全力で心を通わす尊さを、十代のみんなから学びました。
感謝しかありません。
私を受け入れてくれて、ありがとう。
私の話を聞いてくれて、ありがとう。
私の問いかけに答えてくれてありがとう。
たくさんのありがとうを込めて…。
皆さんに出会えて本当に良かった。
私は、これからもずっと応援しています。
そして、先生、先生がおっしゃった意味が痛いほど、よく分かります。
教師という立場は生徒たちに、
親という立場は子供たちに、教えられる事ばかり、ですね。
【2012年7月6日付け/「最後の授業」より】
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