オモウコト

▶︎我が家の流儀。

いつもご訪問、ありがとうございます。
5人の子育てママウンサー岡本安代です。
変わるものと変わらないもの、いろんなものが複雑に絡み合って
今の生活や家族があるんだと思います。

最近では、なかなか時間が合わなくなってしまいましたが、
今でも努めて言葉にすることを心がけています。

今も昔も変わらない我が家の流儀。
時間を合わせることが難しくなった今、足並みを揃えることは難しくとも、
向かう方向は同じでありたい、と思っています。
6年前から変わらない我が家の流儀を今ここに。

5月の連休も終わり、子供達も親も
新年度という新しいリズムにようやく慣れたような気がします。
この子供達も学校生活に慣れ始めた頃、
家庭訪問、授業参観、そしてPTAのラッシュを迎えます。

5人分ですから、なかなかタイトで濃密なスケジュール。
家事と育児と仕事とそして保護者活動と地域活動など
様々な方面での活動がそれぞれ待ち受けています。それも5人分!
なかなか身も心も引き締まる思いで、今このブログを書いています(笑)

さて、きょうは「我が家の流儀」ということをテーマについてお話しようと思います。

我が家は、「目標」を口に出す、書き出すということを習慣にするようにしています。
といっても、大きな夢を掲げることをいうのではなく、日々の小さな目当てみたいなことを
毎朝、朝食時に宣言し合うことを続けています。

「目標」という言葉にはほど遠いかもしれませんが、
その日一日頑張りたいこと、そしてみんなそれぞれの家族の予定、
今の気持ちを毎朝発表し合うのです。
我が家では、これを「朝の会」と呼んでいます。

朝の会?学校みたいでしょ?(笑)
そうなんです。ズバリ
学校で担任の先生が出欠を確認するときの「朝の会」を参考にしています。

我が家の大黒柱である父親から「目標」の発表が始まり、
母親、長女、長男、そして末っ子まで1人ずつ発表し合うのです。

きょう一番楽しみにしていること、仕事で一番の山場についてなどから、
きょうの頑張る目当てまで。年齢にも幅がある分、目当ても様々です。

とある子育て講演会の当日の朝。
母が「きょうの講演会では1人でも多くの人が
きょうは良かったと思ってもらえるように心を込めてお話しようと思います!」
と発表すると、

長女が
「きょうは、ママの帰りが遅いことが予想されるので
出来るだけ、家のことを手伝えるように頑張ります!」
と呼応してくれたり、

次男「きょうは給食が楽しみです!いっぱい食べます!」
と発表し、それは目標?と朝から笑いを誘ったり、

末っ子は
「きょうは、すぐ泣かないように、頑張ります!」
と精一杯の努力目標を発表したり。

朝、みんなで顔を合わせ、その日一日の無事を祈るのです。

朝の会の進行役は、父でもなく、母でもなく、姉でもなく、
その日の日直。
日直の「きょうも皆さん頑張って下さい!」という号令が
朝の会の仕上げの合図。

家族一同「はい!がんばります!」と気合いを入れて、
幼稚園、学校、仕事にそれぞれが向かうのです。

ちなみに、この仕上げの声の掛け合いは、我が子が通う幼稚園で
先生と子供達とのやりとりをそのまま再現したもの(笑)
大きくなった子供達は、馴染みのやりとりを懐かしみながら、
元気に声を出しています。

この朝の流儀が始まってから、我が家では笑顔が増えました。
特に兄弟間の仲が深まった気がしています。
お互いが今興味を持っていることや頑張りたいこと。
予定を既に分かり合えている分、お互いを認め合う余裕が
それぞれに生まれているのでしょうか?

「ママ!きょうはパパの帰り遅いんでしょう?
夜の取材だって言ってたもの!頑張ってくれてるね~、パパ。」

少なくとも、帰りが不規則でなかなか触れ合う事のできない父親の
今向き合っている仕事について子供達の理解が深まっているということが
私にとっては嬉しかったりするのであります。

それは、ワーキングマザーである母の仕事への理解も然り。
一日一日が日直というリーダーのもと、
家族が1つのチームとして変わっていくのを感じる瞬間でもあるのです。
思いや目標を家族で共有するって大切なのかもしれない
そんな何気ないことの大切さを
「朝の会」や「夜の会」(夜寝る前に行う家族の集い)で
再確認したのも事実。

家族に限らず、夫婦、仲間、友達、親子、現場、聞き手と話し手、
共感、共有、そして共に育ち合おう!が岡本家の目下の目標。

朝から始める共育活動。
共育し合うことを意識し続けたいと思います。
明日は、また新しい朝がやってきます。
子供達はどんな目標を掲げるのか、
母にとって、朝の密かな楽しみでもあります。

さあ、きょうも無事に朝を迎えられたことに感謝して
大切に、そして丁寧に過ごしたいと思います。

ご訪問、ご精読、ありがとうございました。

【2014年5月15日 うぇぶひだまり「我が家の流儀」より】

 

ABOUT ME
岡本安代
鹿児島を拠点に全国で活動するリアクション大きめのフリーアナウンサー。元鹿児島読売テレビアナウンサー。大家族率いるパワフルアナウンサーママとして日本テレビ系バラエティ番組「人生が変わる1分間の深イイ話」で密着放送以来、愛と元気溢れる肝っ玉母ちゃんぶりが全国的に注目される。5人の子育て経験を生かし、家事と育児と仕事の両立するための独自のマネジメント術が全国で話題となり、全国で行う講演会は、「聞いた瞬間から元気になれる」「明日が変わる」とリピーター続出、総講演回数1000回を超える。言葉の力「安代塾」主宰。メディア出演、司会業の他、朗読、演劇活動も行う絶賛子育て満開中の5人の子育てママウンサー。