子育てエッセイ

キラキラぼし。

岡本家、プレイバック。

7月、いよいよ夏本番でしょうか。蒸し暑い毎日が続いています。
日も長くなり、夜ご飯の時間もまだまだ明るいきょうこの頃。

我が家の幼子チームは、
夕飯時、「ねえ!これ、何ご飯?」と確認して食卓を囲む毎日が続いています。(笑)
窓の外のあまりの明るさに、夜のご飯を食べている感覚が薄らいでいるという現実・・・。

「みんなー!時計を見てごらん!夜の7時だよー!
今から食べるのは、『夜ご飯』だからねー!外は明るいけれど夜だからね~!」

毎日の夕飯が、なんとも奇妙な母の号令で始まっています。
この確認が、とても重要なのです。

ややもすると、夜が更けて寝る前になってから
「ママ!大変!夜ご飯、食べてないよ!」と言いかねないですから・・・(;^_^A

日々の台所をあずかるお母様方も、
同じ想いをされている方も多いのではないのでしょうか?!
↑え?我が家だけ?!(笑)
ともあれ、母は強し!母はヒマ無し!母に終わり無し!ともに頑張りましょう!!!!

さて。
きょうは「キラキラぼし」というテーマでお話させて頂きたいと思います!

7月7日は七夕。日本人の習性でしょうか、年に一度の星祭りに、
大人も子どもも心がにわかに沸き立つのを感じます。

我が家も例外ではなく、「きょうは七夕だーーーー!」と賑やかな朝を迎えました。
食卓では、織り姫と彦星に想いをはせ、
「天の川、見られるといいな~」と心を弾ませながら始まった朝。

その日1日はずっと七夕のことを考えていたのでしょうか。

「短冊に書く事、決まったー!!!!」と足早に帰宅し、
兄弟揃って、願い事を確認しあっていました。

いつの間にか「織り姫、彦星の再会というロマンティックなお話より、
短冊への「願い事」がメインになってしまう岡本家5人組。
早速、みんなで肩を寄せ合い、短冊に、その熱い想いをしたためあっていました。

金銀の折り紙で作った短冊に、思い思いに筆を走らせる子ども達。
想いを言葉にのせて、星に願いをかける姿にどうしても口元が緩んでしまう母のワタシ。
日頃なかなか表に出す事のない、
心の奥底を少しだけ垣間みることができたようで嬉しくなるのです。

それは子ども達が真剣であればあるほど、
日頃口にしないようなことが表面化すればするほど、
文字にしたためることの大切さや、それを共有しあうことの意義を感じます。

まだ文字をうまく操ることのできない4歳児の末っ子も自分なりに、
必死に気持ちを形にしていました。

最初に書き終わったのは長男でした。
学校では走り回り、お友達とふざけ合ったりイタズラしあったり、とても元気でヤンチャな男の子。
そんな長男の短冊への願いは
「勉強がはかどり、成績をめっちゃのばせますよーに!」

勉強のことなんて、意識していないのかと思いきや、
実は心の中では魂を燃やしていた(と信じたい(笑))ことを感じた一筆。
小学校5年生ならではの、身近な日常への祈りとなりました。
そして、昔から変わらない夢を掲げたのは次女。
「ピアノの先生か、ピアニストになりますように。」

小さな頃から、ピアノが大好きで、ヒマさえあれば鍵盤を触っている女の子。
いつの頃からか、「ピアノの先生」「ピアニスト」になりたい!と呪文のように唱えるようになりました。

そして、サッカー大好き少年の次男坊。
小学校1年生になってスパイクも買ってもらい、サッカー魂に火が付いている男の子。
王道のサッカー選手!と思いきや、予想外の第一希望。
「おんがくのせんせいか、さっかぁせんしゅになりたい」

え?音楽の先生?!
親の知らなかった心の内が見えた瞬間でした(笑)
サッカーももちろん好き!でも実は歌を歌うのもとても好きな次男。

「音楽の先生みたいに、子ども達に歌を教えてあげたい!」とのこと。
「え?そうなの?!」

てっきり次男の夢はサッカー選手一筋!とばかり思っていた他の兄弟も一様に驚くという1幕。

そっか!そうなんだ・・・!ママも知らなかった!
夢がいっぱいあるって素敵なことだよーー!
うなずきあう姉と兄の間から

「ママーーーー!できたー!!!!!!」と声をあげたのは末っ子でした。
「うわーーーーー!字になってるじゃーん!」驚く兄弟達に恥ずかしそうに笑う末っ子。
そこにはたどたどしくも、必死に書かれたであろう平仮名が並んでいました。

「さっかあせんしゅになり」
おそらく「サッカー選手になりたい」と書きたかったのでありましょう。(笑)

末っ子がサッカーに興味があるなんて思ってもみなかった一同。

「え?なんで?」矢継ぎ早に質問が飛ぶリビング。

「だって、、、サッカーのおくちゅ、かっこいいんだもん・・・」
「え?サッカーの靴がかっこいいから?サッカー選手になりたいの?」
「スパイク買ってもらったの一昨日だよ・・・・」と次男坊。

どうやら、直近の兄、つまりサッカーに夢中の次男坊が履いている
サッカースパイクの格好良さに憧れて、サッカー選手になりたいと思った末っ子。
しかもスパイクを初めて見たのは一昨日という、新し過ぎる脳内情報(笑)

これも七夕が運んでくれた子ども達の新情報。
そして中学1年になった長女の願いに、沸き立つ一同。
「兄弟が増えて、岡本家が賑やかになりますように」

「うわーーーーーい!いいね!いいね!お姉ちゃん!いいねーーーーー!」
激しい援護射撃に、思わず苦笑いの母。(;´▽`A“

「え~?!もう5人兄弟でも十分賑やかじゃないのーーーーー!!!(笑)」
「兄弟多ければ多い程、楽しいもーーーーん!」
しばらく続いた異口同音に、子ども達の煌めく笑顔が眩し過ぎた夜。
とんでもない無邪気なリクエストに
思わず怯んでしまう瞬間も含めて、全てが今の自分に与えられた特別の時間。

星に願いをかけた夜に、キラキラぼしに想いを寄せる母とその子ども達。
この子達が夜空にきらめく星だとするならば、

星のきらめきがそれぞれ異なるように、子ども達1人1人も違う光を持っています。
その星一つ一つを最大限に輝かせるのが、たった一つの太陽だとするならば、
私は母として、我が子を最大限に輝かせられる太陽であり続けたいと、ふと思うのです。

キラキラと夜空の星を輝かせるためには、
まず太陽が明るく燃えていることが自然の摂理だとするならば、

子ども達という星を輝かせるためには、
太陽である母がまずキラキラ笑っていなくっちゃ!と。

キラキラ星のような、キラキラ母子を目指して。

家族みんなが、仲良く元気に過ごせますように・・・・。
笑顔を忘れまいと心に誓った七夕の夜でした。

最後までご精読ありがとうございました。
走り続けるママウンサー、岡本安代でした。

【2014年7月 うぇぶ・ひだまりより】

 

ABOUT ME
岡本安代
鹿児島を拠点に全国で活動するリアクション大きめのフリーアナウンサー。元鹿児島読売テレビアナウンサー。大家族率いるパワフルアナウンサーママとして日本テレビ系バラエティ番組「人生が変わる1分間の深イイ話」で密着放送以来、愛と元気溢れる肝っ玉母ちゃんぶりが全国的に注目される。5人の子育て経験を生かし、家事と育児と仕事の両立するための独自のマネジメント術が全国で話題となり、全国で行う講演会は、「聞いた瞬間から元気になれる」「明日が変わる」とリピーター続出、総講演回数1000回を超える。言葉の力「安代塾」主宰。メディア出演、司会業の他、朗読、演劇活動も行う絶賛子育て満開中の5人の子育てママウンサー。