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皆さんは、朝のリビングと言えば、どんな香りを想像するだろうか。
挽きたてコーヒー?
香ばしいトースト?
はたまた
出来立てお味噌汁の香りだろうか?
不思議なもので、夜明けと共に心地よく鼻腔をくすぐられると、
自然に体も目覚めるもの。
・・・なんということだ!
今日はいつも以上に、我が屋のキッチンが、想像していた朝の香りを超えていた。
誰に起こされるわけでもなく、
誰よりも早く始動した本日の弁当番長タイ兄。
鍋の中から放たれる、空腹を刺激する強めの香りは、
起きたばかりの母の意識を、バッキバキに覚醒させた。
____何作ってるの?!
「ウナギのタレの法則ってあるじゃないですか 。タレさえあれば、ご飯何杯でもイケるぞ、みたいなヤツ。あれ、目指してます。おにぎりなんで、このタレだと何杯でもイケるってヤーツ。」
___ほぉ。なるほど。
鍋の中を、細かく刻まれたネギとショウガとニンニクが踊っている。
油の温度が上がれば上がるほど、
濃度が増す香りを前に、お昼を待たずにひれ伏してしまいそうになる・・・。
「ケチャップ、あります?あと・・・豆板醤。」
こ、こ、これは・・・
ま、ま、まさか・・・
「チリソースって、ご飯進みますよね〜!
ウナギのタレと双璧。」
そ・・・そうきたか。
まさか朝から出来立てチリソースを拝むことになろうとは。
いつも思うけども、もはや夕飯ではあるまいか。
「よし!ソース出来た!あとは・・・」
彼は、黙々と作業を続けた。
まさかの・・・朝も早よから・・・・
エビの下処理。
(コストを考えて、鶏肉でチリソース、トリチリも考えたけど、
かなりお買い得品のエビだったので、エビの方がいい仕事してくれている件。
1人1尾の計算らしい・・・( ̄▽ ̄))
背わたをとって・・・
揚げるまで、駆け抜ける。
エビは、小さくカットして、チリソースと合流。
ネギを多めに
朝から、この手間ひま、恐るべし。
夕飯は夕飯でも、
「ちょっと今日わたし頑張ったんだ〜」というレベル。
「食べたい」が突き動かす力は、底知れないことを思い知る。
黒米玄米が、なんとも絶妙なタイミングで炊き上がった。
___どうする?海苔とか?レタスとか?
何でくるむ?
「エビチリですよ!なにも要らなくないですか?!
コメ、一択ですよ!!」
エビチリ一択。
タイ兄特製エビのチリソースおにぎり。
このご飯に染み出すチリソースの存在感が、おそらくたまらないに違いない。
完成を見計って、次男セーマンが準備と片付けを加勢する。
「エビチリ?!すごいっすね!」
作って嬉しい。食べて嬉しい。
渾身のおにぎりリレー#3
大変よく出来ました。
全ての食材に感謝。