いつもご訪問ありがとうございます。5人の子育てママウンサー岡本安代です。
岡本家では、平日は家族みんなでお弁当を作り合おうキャンペーンを行っています。
題して「週1弁当番長キャンペーン」
5月28日(木)
この日の弁当番長は、長女カンちゃん。
…のはずだった。
しかし、なかなか起きてこない。
母は、娘が昨夜遅くまでレポートに追われているのを知っていた。
起こすか、起こすまいか。
ギリギリまで葛藤があったが、
中学生チームが出発する時間が迫っていた。
今日は木曜日、まだ明日があるさ。
母は種子島から届いた旬の味覚、ニガダケと対面。
そもそも何を作ろうか、
ノープランで台所に立ったということもあり、
とりあえず、小口切りにした。
さて。
これからどうしよう。
時間的に、いろんなおかずを作るのは難しい。
ごはんに存在感を託したい。
よし。炊き込みご飯だ。
いろんな意味で余裕がない時は、
時間も味も保証された馴染みの献立に限る。
前述した通り、冷蔵庫にあるもので、タケノコご飯をこしらえた。
圧力鍋で15分。
家庭料理に〜でなければならない。
というルールはない。
炊き込みご飯も然り。
冷蔵庫にあるもので、十分にご馳走なのだ。
圧力鍋が頑張ってくれている間、
さて、何を作ろう。
炊き込みご飯のお弁当といえば、なんとなく駅弁のようなイメージ。
素朴な味わいと相性がいい。
よし、やはり卵焼きだ。
タケノコ、ネギ、ゴマ。
薄口しょうゆにみりん少々。
具だくさんの卵焼き。
おお、実に美味しそうだ。
具が多過ぎて、うまく巻けなかったことは
ここだけの話にしておこう。
卵焼きが完成したタイミングで
本日の弁当番長が現れた。
『あーー!母上すみません!!』
長女カンちゃんが慌てて持ち場につく。
___今日はいいよー!大丈夫よー!
・・・・と言おうと思ったが、
母と娘で共にお弁当作ることも、そうないだろう、
いや、最初で最後かもしれないと思った母は、
娘の進言を断らなかった。
_____あらー!おはようーー!
今ね、炊き込みご飯と卵焼き、作ったの!
これに合う副菜、作ってもらおうかな!
そんな互いに鼓舞し合い、
炊き込みご飯の完成を待った。
シュッシュッシュッ!!!
軽快に圧力鍋の蒸気が、炊き込みご飯の香りを乗せてリビングを、駆け巡る。
何といういい香りなのだろう。
日本人で良かったと思う瞬間が、また一つ増えた。
15分前と世界が違う。
よし、味をみてみよう。
場合によっては、調整しなくては。
出来立ての炊き込みご飯を、母は口に運んだ。
___おっ!これは想像以上にドンピシャだ。
炊き込みご飯が、お昼の時間を明るく照らす。
___ねぇ、味見してみる?
カンちゃんに声をかけた。
『いいんですか?!』
母は娘の口に、一口分の炊き込みご飯を口に運ぶ。
『うーわっ!美味しっ!目が覚めるわっ。( ・∇・)!』
さっきまで、寝不足のオーラをまとったカンちゃんだったが、
出来立てのひと口が、何よりの目覚ましになったらしい。
出来立てのひと口が、何よりの目覚ましになったらしい。
台所番長、冥利に尽きる。
お弁当箱7つ。
炊き込みご飯を詰め込んで、副菜を盛り付けるカンちゃん。
母と娘のタケノコ三昧弁当!
ドーーーン!
集合写真を撮る余裕もなかった。
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