いつもご訪問ありがとうございます。5人の子育てママウンサー岡本安代です。
岡本家では、平日は家族みんなでお弁当を作り合おうキャンペーンを行っています。
題して「週1弁当番長キャンペーン」
5月29日金曜日。早いもので、今月最後の金曜日。
どれくらいぶりだろうか。
___おはようございますー。
「あ、おはようー。久しぶりだから、だいぶ、配置を忘れてるわ・・・」
自らを律するように、懸命に台所に立つ村長。
久しぶりに挑む弁当番長への挑戦を応援するかのように、
鹿児島市の空は、眩しいくらいに晴れていた。
弁当番長が始動する早朝の時間でも、快晴であることを確認できるほどだいぶ日が長くなった。
村長の弁当作りがご無沙汰だったのには、理由がある。
高校を卒業した長女カンちゃんは、
この春から、弁当番長を卒業する予定だった。
しかし、コロナの影響で、入学式もなくなり、始まった自粛生活。
ほどなくして自宅にいながらオンライン授業がスタート、
春以降も自宅にいるという生活が続いていた。
「やった!カン姉ちゃんのお弁当がまだ食べられる!」
弟妹たちは、歓喜した。
___えー!どうしよう!カンちゃんに作ってもらったとしても、中学生になったセーマンが加わるから、パパかママが作れなくなっちゃうねぇ。
「パパは毎日お仕事で遅いし、パパに抜けてもらいましょう!!」
母のつぶやきを一蹴し、明るく朗らかに村長への除名勧告。
「いやいや、そんな・・・もともと私が抜ける予定だったんだし・・・」
と申し訳なさそうに遠慮する長女カンちゃん。
「だって、パパ、天ぷらしか作らないんだもん。しかも、たまに、天ぷらじゃないし!素揚げだし!(T ^ T)!」
弟たちは、村長がいないことをいいことに、言いたい放題だった。
そんなことはつゆ知らず。
ついにやってきた、村長リターンズ。
台所番長として、村長にそれとなく伝えようと思ったが、
村長は、決めていた。
「よし!久しぶりに・・・・
天ぷらだ!」
やすバーンが起床した時には、すでにもうゴール目前。
タケノコを始めとする野菜たちが見事に天ぷらされていた。
静かに時間は流れていく。
押し迫る中学生チームの登校時間。
セーマンは、一体どんな気持ちで父を眺めていたのだろう。
・・・・無言だった。
今週のテーマはタケノコ。
村長は、いつだって、ブレない。
どんなテーマであれ、
いつも、天ぷら。
もはやテーマは関係ないのだ。
完成した村長特製天ぷら弁当
ドーーーーーン。
作ることに意義がある。
続けることに意味がある。
大変よくできました。