こんにちは。ご訪問ありがとうございます。5人の子育てママウンサー、岡本安代です。
寒くなると、身を寄せ合いたくなるもの。
家族との距離が近くなればなるほど、厳しい寒さに打ち克つ魂をしっかり育まねばと、
自然と背筋が伸びてくる。これも母性の一つなのでしょうか。
それは今も昔も変わらないものですね。お付き合い頂けますと幸いです。
メッキははがれる。金になれ!
子供たちは皆、財産。
この世界の、この国の、この社会の、大切な宝だと思う。
それは磨けば磨くほど、大切に育めば育むほど、
強度を増し、たくましく光を蓄え、輝きを増していく。
ただ、それは、最初から、大きな熱量で光を放っているわけではないような気がする。
数々の出会いにより、人は磨かれる。
叱咤されることで磨かれ、挑戦することで磨かれ、認めてもらうことで磨かれ、
思い通りにいかず悩み苦しむことで、また磨かれる。
生みの苦しみ。
研磨されるというのは、多かれ少なかれ、痛みを伴うものなのかもしれない。
努力せずに結果が出てしまう場合もある。
苦しまずして成果を得られる場合もあるかもしれない。
でも、それは、もしかしたら、最大の不幸なのかもしれない。
「世の中ってこんなものか」と、少なからず傲慢な気持ちを生んでしまう。
驕り高ぶりは、せっかく磨いた輝きをも曇らせる。
もしかしたら、自らが難なく得た成功や、付け焼き刃の成果が金のように輝いて見えるのなら、それはメッキに過ぎないのではなかろうか。
メッキは剥がれるもの。剥がれて、やがては、錆びるもの。
子供たちには、風雨に耐えてもなお、輝き続ける金であれ。と強く思う。
そのために、全ての経験は、金になるために与えられているのだと思えてならない。
メッキは剥がれる。金になれ。
寒い日は、身を寄せ合って話したくなる。
酸いも甘いも嚙み分けて、ハガネのように強くなれ。
母としての心のつぶやき。
お付き合いいただき、感謝の極み。
写真はフォトグラファー・秋倉康介氏。
岡本家本の表紙写真を撮って頂いた方で初めてお会いしたにもかかわらず、
人に愛され、人を愛す。そんな人でした。まさに、金のカメラマン。
そんな秋倉さんに撮って頂いた写真をこの目にしかと焼き付けたくて。
【2017年2月13日付 公式ページOwndより】