*青椒肉絲が美味しすぎるというお話*
今日は朝から嵐のようなお天気でしたが、お昼をすぎて、すっかり晴れ模様の鹿児島です。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。お昼ご飯、何召し上がりました?
我が家のお昼ご飯は、次女みーたん特製のお弁当でした。
後ろ姿は、ほとんど変わりませんが、この度、高校生になり、心機一転、弁当番長です。
毎週、お弁当作りを通して、家族みんなで春の味覚を味わいます。
今週のテーマは、春の味覚タケノコです。
美味しいですよね〜。春ですよね〜。
春の食材は、伸びる食材が多いということから、(タケノコ、アスパラ等々)
縁起もいいだよ、と聞いたことがあります。
ならば、たくさんタケノコを食べて、開運しようではあるまいか!
岡本安代@yasuyookamoto Good morning! Today is a stormy morning in Kagoshima, how is the weather in your area? It’s a delicious season for… https://t.co/F9pNQQZ5jj
やすバーンの大好きなタケノコ料理といえば、チンジャオロース。(キッパリ)
初めて食べた時、「世の中にこんなに美味しいものがあるなんて!」と感動したんですよ。
油っぽいけど、油っぽくなくて、すべての素材の歯応えが楽しくて、素材一つ一つの味わいはバラバラなのに、口に入れた瞬間にまとまって、異様なほど白ごはんがススム逸品。
発明した人、天才だと思う・・・。(しみじみ。)
兄弟それぞれ、作るメニューにも個性が溢れていて、実に面白い。
女王、降臨。
時が過ぎるのは、本当に早い。という言葉を、この春何度口にしただろうか。
5人兄弟のちょうど中堅。柔道女子の安定感ある後ろ姿に、
母はいつも言いようのない安心感を覚える。
軽々と母を抱き上げたり、おんぶしてくれたり、驚くほど力持ちである一方で、
献立は、いつも家族みんなの体を支えられるような、優しさに溢れている。
「テーマはタケノコ、でしたよね?!」
「うーんと…あ!にんじん!使います!」
トントントン・・・・
心地よい刃音を響かせながら、にんじん、タケノコを細切りしていく。
「タケノコは、ゆでてあるんでしたよね?!にんじんは生だから・・・」そう言って、みーたんはタッパーに移し替える。
久しぶりだから忘れていたけれど、みーたんは、岡本家随一の・・・レンジの女王。
*中学3年間という財産*
安定のレンジの女王。
弁当を記録しながら、母は次女みーたんの成長を記録しようと思いたった。
「あー、どうしましょうかね。」
みーたんは悩んでいた。
いや、正確に言うと、悩みながら作ることができるようになっていた。
これまではゴール(メインとなるおかず)を定めなきゃ走り出すことができなかったのに、時間を意識しながら、同時にメニューを攻略することができるようになった。
これが中学3年間の成果かもしれない。
高校生になって、次女みーたんは、とてもたくましくなった。
体のたくましさは、柔道を始めた頃から不動のものだが、
心の幹がとても太くなった気がする。
あんなに、内気な子だったのに。あんなに、自己主張が苦手なタイプだったのに。
いつの間にか、とても柔軟に目の前の波に乗り、しかも、その波に乗るべきか否かを、
自分の信念で取捨選択することができるようになった気がする。
中学校3年間が、彼女を変えた。そんな気がしてならない。
誰と出会うか、何を語るか、
先生や友人たちとの出会いと、この多感な時期に積み上げた時間。
まぎれもなく、財産だと確信した。
*次女特製タケノコ幕内弁当*
お弁当作りがこんなにも定着するとは思わなかった。
「今日は誰の作ったお弁当?!」
と友達が聞いてくれたのも励みになったのだと思う。
「きょうはミーさんが担当なんですね!家族みんなのお弁当を作るなんてエライですねー!」
と先生がいつも声をかけてくださったことも大きい。
継続は、個人の力も大きいけれど、環境と、周囲の応援の力も絶大なのだ。
「にんじんと、きのこ類は、えのきだけでいいですね!
そして・・・タケノコを炒めて・・・」
「きんぴらにしようかな!」
「あとは・・・卵焼き。ゴマと、ちりめんじゃこ・・・と・・・」
みーたんの思いつくままに、パワーフードをふんだんに盛り込んでいく。
作ることに意義がある。続けることに意味がある。大変良くできました。
すべての食材に感謝。ほりたてのタケノコを差し入れてくれた鉄人マダムに感謝。
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