きょうは母の話をさせてください。
母の日でもなんでもないのに、なぜ?!と思われるかもしれません。
実は、先日、母からお下がりのお洋服をもらったんです。
これまで母からお下がりをもらうことはあったのですが、
今回は、とても思い出深いお洋服でした。
紺と白のストライプ、夏らしい、マリン柄のサマーセーターです。
「安代、これ、覚えてる?」母から言われて見てみると、
あまりの懐かしさに声が出てしまいました。
「おお!!!忘れるわけないじゃーん!」
それは、私が初めてアルバイト代で母に買ったプレゼントでした。
当時、女子大生だった私ですが、生まれて初めてデパートのハイブランドのお店に一人で行って、相当頑張って買ったプレゼントでした。
ハタチの頃に買った、母へのプレゼントを、25年以上たってもなお、現役で着てくれていて。感慨深くて、時が止まりました。
年齢とともに、最近着ることも少なくなったサマーセーター。
着る回数は減っても、ずっと現役で母に切られていたサマーセーター。
「これからは安代が着てくれない?」と言われて
なんだか感慨深かったんです。
いま、そのサマーセーターを着て、ボイシー撮影しています。
誰かに見て欲しくて、聞いて欲しくて、昨日はわくわく未来会議のメンバーに動画で見てもらい聞いてもらいました。
今、25年前の母を感じながら話しています。
母と私は、25歳差です。つまり、、今の私の年齢のときに、この服を来ていたんだなーと思うと、なんだか。。。ウルウルしております。
そして、当時の私の年齢に、娘が到達していることも含めて、
感慨深い・・・。
もっというと、私から私への時空を超えたプレゼント・・・、そんな風にも思えました。
娘の気持ちと母の気持ちが、このサマーセーターに詰まっているんですよね・・。
私も大切にこのサマーセーターを着て、娘に渡せたらいいなぁ・・・50年は、流石に。。。難しいかなぁ・・・
っていうか・・・母の物持ちの良さもさすがですが、
さすがデパート、ハイブランド、高価な理由がよく分かります、ね!
今ある幸せを、これまでの時の尊さを、そしてこれからの夢を感じさせてくれた出来事です。
ありがとう。お母さん。