もうだいぶ時間が経ってしまいましたが、
卒業式を前に、岡本家初期メンバーで思い出の場所を歩きました。
初期メンバーとは、夫、長女、私です。
昔、まだ小さな小さな長女の手を引きながら、
よく歩いていたアーケード。
お腹の中には、赤ちゃんがいて、
その赤ちゃんは、今や高校生になった長男。
まだ20代の私と、やっと歩けるようになった長女と二人。
よく歩いた繁華街・天文館のアーケード。
手を引くどころか、こんなに大きくなって。
とても感慨深く、昔を思い出したら、涙が出て止まりませんでした。
大きいお腹を抱えて歩く母を、長女は小さいなりに気遣ってくれたっけ・・・
大きいお腹を抱えて歩く母を、長女は小さいなりに気遣ってくれたっけ・・・
小さい背中を差し出して、
「ママ、おんぶしてあげる・・・」
って言ってくれたことを忘れられずにいます。
「え?!ウソ?!そんなこと言った?!全然覚えてなーい!」
と長女は笑います。
と長女は笑います。
そりゃそうです。
覚えているはずもない、物心つく前の、ほんの数分の出来事。
でもね、母親にとっては、それは決して忘れることのできない瞬間で、
色褪せない時間。
こんなに大きくなって、と嬉しくなる気持ちと、
必死だった時は、その時間の尊さにあまり気付けていなかったように思う悔しさと。
いろんな思いが交錯する中で、
今この瞬間も、あっという間に過去になると思うと、
日々を後悔のないように過ごそうと思う毎日です。
そして、もし、今育児で苦しんで言えるママさん達に伝えたいことがあるとするなら、
絶賛イヤイヤ期、反抗期、色々あるかと思いますが、
ゴールを意識したら、気持ちがすっと楽になるような気がします。
この場合のゴールというのは、
「あっという間に大きくなって自分の元から離れていく」というゴール。
時は止まることを知りません。
今しかない時間を、どうぞ大切にお過ごしください。
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