実に深い1日。
朝一番で電話が鳴った。
「アタシ頑張るわ。覚悟を決めた!だから安代に決意表明の電話してみた。」
この春、要職につくことになった鋼鉄マダムの力強い言葉に、
朝からとてつもなく力をもらった。
そして、それを言葉で伝えてくれる心意気が、素直に嬉しかった。
「安代の周りには本当に素敵な人たちがたくさんいるよね!ありがとう。」
マダム、こちらこそ、ありがとう。あなたも大切なその一人。
改めて、素敵な人たちとのご縁を実感し、感謝した。
青空を全身で受け止めて、朝一番で幼稚園へ向かう。
任意でのPTA臨時幹事会。出席率の高さに驚いた。
自らが代表を務めるPTA活動。
その活動をアイドル活動に見立て、明るく元気に楽しもうとネーミングした
PTA48のメンバー全員のモチベーションの高さに、驚きと勇気をもらった。
同時に、このメンバーとの時間が、いつの間にか自分にとってかけがえのない時間になっていることに気がついた。
会長(私)が仕事があっても、副会長と書記長が強力にサポートしてくれる。
「任せてください!しっかりまとめておきますんで!」
この強力な協力体制が、ありがたすぎて、泣けてくる。
つくづく、人は一人ではなにもできない。だれかの支えあってこそ。
PTA48の臨時会議は最強幹部メンバーたちにに託し、
私は、次の現場である専門学校へ向かった。
女性学の授業。
キラキラと輝く笑顔の学生さんたちが、私を待ってくれていた。
授業の回を重ねるごとに、表情も、声色も変わっていく。
やはり彼女たちはダイヤモンドの原石なんだと確信する。
輝度を増す原石をもっともっと輝かせるために、自分ができる手伝いはなんだろうか。
教壇に立つ私を真っ直ぐな瞳で捉える彼女たちを前に、
出来ること全て、全力で投じよう、そう決意した。
授業を終え、再びPTA48へ。幹部だけの報告連絡相談会。
いかなる集団でも報連相は全ての基本。
PTA48は最強のマダム集団。
子供達のために、園のために、未来のために、と盛んに意見が出るのが日常だった。
この建設的な意見を一つにまとめることが、我々幹部の最大の仕事。
妥協案を模索することも、とても大切。
理想と現実がうまく融合しないこともよくあること。
迷った時は、どの選択が子供達がよりハッピーなのだろうか?を自問自答する。
このところ、毎日が勉強だということを痛感する。きっと神様に試されているのだ。
帰宅して、気がついた。
このところ時間に追われていて、なかなか買い出しに行けていない現実。
台所クリーンアップ大作戦。
どうしよう・・・メインディッシュに対する自信がない。
しばらく悩んで、外堀を固めることを決めた。
よし。重箱の力を借りよう。少しでも豪華に見せよう作戦。
重箱弁@クリーンアップ大作戦。
切れっ端のシャケをごま油でムニエル風に。
しめじをにんにく醤油で炒めてソースに。
ピーマンとジャガイモが数個転がっていたので、ピーマンの芋詰め甘辛ソース。
これに青のりのお吸い物と玄米を加えて、まごわやさしいを網羅してみる。
・・・・んねぇ・・・どう?
懸命に頬張る胃袋戦隊に、小刻みに確認する台所番長。
間違いなく、重箱がいい仕事している気がする。。。。
こんなにシンプルで、とてつもなく素朴なものなのに、
かなり見栄え良く仕上がっている気がする。。。。
嗚呼。やはり7段重が欲しくなる。
納豆でさえも重箱に詰められたから、もう怖いものはない気がする。。。
重箱キャンペーン、しばらく続きそうな予感。
満足そうに重箱をつつく我が子らの姿を眺めながら、
彼女からの1本の電話で始まった今日を、改めて振り返った。
同じ歳の鉄人マダムは、いつだって挑戦者であり続ける。
その彼女の覚悟を決めた一本の電話が、遠い昔のように感じる。
彼女の電話は、間違いなく、今日という日をいつも以上に引き締めてくれた。
よし。ならば、私はどんな明日をも引き受けよう。
【2015年5月27日 「重箱弁@冷蔵庫クリーンアップ大作戦」より】
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