子育てエッセイ

電車での出来事〜人間っていいな〜

本日、高校は修了式。
週明けには、小中学生チームの修了式。

いよいよ春休み突入で、「あっ!」という間に進級です。
実に早すぎます。

ちょっとご無沙汰しておりますが、
ちゃーんと朝イッター、続いております。

(本日#78!みんなで頑張ってます!お返事頂くみなさま!ありがたき幸せ。)

あなたの#ふるさと自慢 を教えて。

先日、保護者業務のため、
久しぶりに市電(鹿児島市内を走る路面電車で市民の足)に乗りました。

大人170円、小人80円なのですが、
日常使いする人は、定期やICカードを利用するのですが、
そうでない人は、降りる時に運賃を払うのが一般的。

小銭がない人用に、昇降口に両替機があって、きっちり運賃を支払ってから降車します。

ただ、その両替機の札対応は1000円札だけ。

これを前提として、イメージしていただきたいのですが、

ある女性が、降車時に、オロオロしていました。
おそらくお財布の中に大きい札(5000円以上)しかなかったらしいのです。

次の瞬間、車内には車掌さんの車内アナウンスが流れました。

「いつもご利用ありがとうございます。誠に恐れ入りますが、お客様の中で、5000円札を1000円札に両替できる方いらっしゃいますでしょうか。お客様がお困りですので、両替頂ける方はお申し出頂けますか?よろしくお願い申し上げます。」

この時、車内は比較的空いていたということもあるのですが、その時の乗客は、速攻で一斉に財布を確認しはじめまして。(もちろん私も確認しましたが、残念ながら千円札5枚は持っておらず・・・ごめんなさい!)

2、3秒後(いや1秒後)
「はい!ありますよーーー!!」と乗客の一人が挙手。

image
(その時の社内の空気感。5歳のコーDの表情より抜粋)

その女性が降車するタイミングで、車掌さんを介して、千円札の両替が完了し、
さらにその女性は両替機を介して、小銭にして電車を止めることなく、
無事に降りることができたという
懐かしく優しい光景に出会いました。

(*車掌さんとお客さんはアクリル板で遮られていて、お客さん同士が直接やりとりすることもなかったことを書き添えておきます)

実は、昔からこの鹿児島の市電の中では、
こうやって市民同士の助け合いは珍しくありません。

私も、その昔、両替で助けて頂いたこともありました。

高校時代、満員電車の時は、「この方、降りまーす!道開けてあげてくださいーー!」と言ってもらい、無事に降車できたということも何度もあります。

久しぶりに乗ったので、懐かしい気持ちと、
昔から変わらないこの優しい気持ちにさせてもらう

市電の空間が、とても嬉しかったので、ここに記しておこうと思いました。

 

もちろん、
お客さんにもいろんな方がいらっしゃるとは思うので、
これが全てではないとは思うのですが、
これまで乗り合わせてきた市民の皆さんや、
いつも優しく丁寧に対応してくださる車掌さんには感謝しかありません。

さあ!今日も、出発進行ーーーーー!!!

みなさま、素敵な1日を!

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ABOUT ME
岡本安代
鹿児島を拠点に全国で活動するリアクション大きめのフリーアナウンサー。元鹿児島読売テレビアナウンサー。大家族率いるパワフルアナウンサーママとして日本テレビ系バラエティ番組「人生が変わる1分間の深イイ話」で密着放送以来、愛と元気溢れる肝っ玉母ちゃんぶりが全国的に注目される。5人の子育て経験を生かし、家事と育児と仕事の両立するための独自のマネジメント術が全国で話題となり、全国で行う講演会は、「聞いた瞬間から元気になれる」「明日が変わる」とリピーター続出、総講演回数1000回を超える。言葉の力「安代塾」主宰。メディア出演、司会業の他、朗読、演劇活動も行う絶賛子育て満開中の5人の子育てママウンサー。