小学校でも始まったオンライン授業、そして時差登校。
さまざまな変化に対応していく子供たち。
緊急事態宣言、まん延防止措置法が解除され、再び、平常登校に戻るそうです。
さて、先日、末っ子コーマルと丁度出動時間と方向が一緒だったので、
小学校まで一緒に登校しました。
正門に近づくと、とても熱心に清掃されている用務員の先生がいらっしゃいました。
そして子供たちに一生懸命、元気に挨拶されるのです。
朝から一生懸命汗を流して、帽子を深く被って、マスクをして、上下ジャージで学校を
一生懸命整えていらして、素晴らしいなーと思いながら、
お顔は見えないのですが、その背中を眺めていました。
正門近くになって、コーマルと別れました。
「いってらっしゃい!」
「いってきまーす!」
次の瞬間、コーマルの言葉が、その用務員の先生に声をかけました。
「校長先生!おはようございます!」
校長先生だったんだ・・・。
スーツ姿で近寄り難い、という勝手な校長先生のイメージだったので、
一生懸命汗を流しながら一人黙々と掃除されている先生が
まさか校長先生、、とは思わなかったのです。
コーマルは言いました。
「いつもですよ!校長先生、いつもお掃除やってくださってますよ!!』

その先生の懸命に作業をされるお姿をみて、
保護者の私は思ったんです。「この先生のお役に立ちたい」と。
「この校長先生のもとで、学校のために子供たちのために働きたいなー」と。
こんなふうに自分が思えたこと、
それは間違いなく、校長先生の後ろ姿に、そう思わせてもらったんです。
働くという字は、「人」「動く」と書きますが
まさに、「人」を「動かす」仕事とは、先生のことだなーと感じたんです。
「人」の心を「動かす」ことが、「働く」ということなのだ、と
校長先生の背中に学びました。
私も、こういう背中を見せられるような働く人になりたい。
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