いつもご訪問ありがとうございます。5人の子育てママウンサー岡本安代です。
「走り続ける岡本家。」の台所番長として、食卓や台所での何気ない日常を綴っています。
家族みんなでお弁当を作り合おう「岡本家弁当番長シリーズ」
今ある日常こそ宝物。お付き合い頂けますと幸いです。
7月第2週のテーマはしめじ。
果たして、弁当番長オールスターズは何を作ったのか。
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逆境に強い新生15歳。
2020年7月7日。
七夕の日、週1弁当番長は次女みーたんだった。
「うわっ!最悪!!あーー!!(涙)寝坊した!!」
中3女子の朝は、いつもバタバタだ。
棚や引き出しが全開であることからもうかがえる。
中学3年生ともなると、宿題や課題に追われ、夜が遅くなる日も増えた。
___そろそろ、担当を代わろう!ママが作るよ。
「いや、大丈夫です!(キッパリ)」
こんなにも時間に迫られた中でも、弁当番長の責務を果たそうとする柔道女子。
15歳になって初めての弁当ミッションは、相変わらず力強かった。
卵焼き器の独特な使い方
次女みーたんは、とにかく焦っていた。
さっきまで、あまりの時間の無さに半泣きになっていたようにも見えたが、
メニューが決まったらしい。
そうなのだ。弁当番長としての一番の難所は、
作ることよりも、決めることなのだ。
何を作るか、よりも、その何かを、決めることの方が難航する。
__何作るか決まった?
「卵焼きと・・・、テーマ、しめじでしたよね?
今回、読者さんに聞くことも出来ないですもんね・・。
今回、読者さんに聞くことも出来ないですもんね・・。
うーん。。。どうしよう・・・」
と悩みながら、走り続ける。
大好物でもあり、得意料理でもある、卵焼き。
次女みーたんは、なるべく長い卵焼きを作るため、
卵焼き器の使い方が、いつだって独特だ。
卵焼き器を、横に使う。
好きこそものの上手なれ。とはよく言ったもの。
もう一方のフライパンには、人参が踊っている。
一体何を作るのだろう。
そんな外野の心配を一蹴するように、
瞬く間に、卵焼き、長めの一本が完成した。
縦長じゃない、横長の卵焼きは、もはや、みーたんの代名詞。
バターと醤油が恋をした
___で、何作るの?間に合う?大丈夫?手伝えることある?
「テーマしめじを、やっぱり、炒めようかと思って。
そうなると、野菜炒めかなぁって・・どうでしょう?いいですかね?」
・・・ダメであるはずがない。
何ができるか、何を作るか、より、
時間内に完走することの方が、この場合大事なのだから。
「母上、味付け、どうすればいいと思います?」
おそらく、塩こしょう以外の選択肢を求めているに違いない。
「あの(鹿児島の)甘い醤油を使いたいんですよね・・・そうなると、
塩こしょうじゃないですよね?醤油に、何をどう加えればいいか、
迷ってます・・・」
塩こしょうじゃないですよね?醤油に、何をどう加えればいいか、
迷ってます・・・」
彼女の中で、鹿児島の甘い醤油を使うことは決まっていた。
___ねえ!バターは?バター醤油!!
「うわー!いいですね!そうします!」
おそらく、バター醤油は初めての試み。
みーたんは満面の笑みだった。
緊急事態発生?!
___うわー!いいにおいだねーーー!!
キッチン中に、バター醤油のなんとも食欲をそそる香りが充満していた。
「母上!どうしよう。足りない気がする!」
___そうか・・・カサ増しするか!あ!厚揚げがある!
「厚揚げ、入れます!カサマシといえば、厚揚げですから!」
いつかのYouTube生配信でのチャット上でのみなさんの知恵が
自分の引き出しにもしっかり加わっているではあるまいか。
「よし!出来たー!」
次女特製!しめじの五目バター醤油炒め弁当
・・・間にあった。
バタバタと駆け抜けた、みーたん特製弁当。
しめじの五目バター醤油炒め弁当!
ドーーーーーーーン!
作ることに意味がある。
続けることに意義がある。
大変よく出来ました。
全ての食材に感謝。
初めてのバター醤油、家族みんなに大好評でした。
ごちそう様でした。
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