オモウコト

生涯現役である人の思考回路

 

「老いも若きも、それを決めるのは自分次第」というお話をしたいと思います。

このところ、毎日、整理整頓を日課としています。
年末に向けて、そして、長女が二十歳という節目を迎えるにあたり、家中を見直して、棚卸しをしていこうという毎日を送っております。

整理整頓をしていると、昔懐かしい写真がたくさん出てきました。

その一つに、親友の結婚式の写真が出てきました。

私は司会をしたんです。
とても思い出深い結婚式で、高校時代から、

「私はアナウンサーになっていたら、あなたの結婚式の司会をするからね!!」

「うん!安代に絶対結婚式の司会をしてもらうから!」

という約束をしていたんです。
それが叶った瞬間でした。

そして、もう一つ。

結婚式の司会ですが原稿というものは特に存在しません。

なかには、原稿を作る方もいらっしゃいますが、私は、当日感じたことをお話ししながら、参列される方々の雰囲気にあわせて進めたいとの思いがあり、原稿は作らず、進行表だけを見て行うことが常でしたが、親友の結婚式は、最初から最後まで、みっちり原稿を作りました。


なぜ私が原稿を用意したのか?

__親友は国際結婚だったんです。

参列者の半分は、イギリス人。
生まれて初めて、2ヶ国語での司会に挑戦しました。
日本語と英語。

英語の原稿を、新婦である親友につきっきりでアドバイスを受けて、作り上げ、当日に臨みました。

式自体は、親族だけの大きいものではなかったのですが、
これまでで一番緊張した結婚式でした。

イギリスに在住の親友とは、インターネットのおかげで今でも繋がることができていますが、時差もありますし、お互い離れているということもあり、お母さん業に大忙しということで、

年に1回メールでやりとりするかどうか・・・。なのです。

そんな親友の結婚式の写真が出てきて、その写真とともに、私は思わずメールしました。

すると、返事が返ってきて、そのメールをきっかけにしばらくやりとりをしました。
もちろんメールで。

彼女が言いました。

「そういえば、前に言っていた挑戦、始めたよ。びっくりするほど勉強してる。受験生を思い出すほど苦しいくらいに勉強してる。でも、自分にインプットされていく感覚がたまらない。苦しくて、嬉しい。」

変わってない。・・・嬉しい。

「私も、前に言ってた挑戦を始めたものの、年齢的に間に合うかなぁ・・・とも思って焦ってる。。。ちなみに、ミッションクリアはどれくらいかかりそう?」

すると彼女から帰ってきたのは、

「少なくとも、学びを終えるのが数年後。そこから現場で実習。それを終えてやっとスタートライン。だから、今の若いうちに、ガンバラなくっちゃ。」

私は恥ずかしくなりました。

年齢的に間に合うかしら、、、と焦っている自分に対して、 今ならまだまだ若いから間に合うと奮起する彼女。

老いも若いも、それそ決めるのは、自分の気持ち。
年齢は、数字でしかない。

これぞ、我が親友。

ありがとう。私と出会ってくれて。

私たちの合言葉は「生涯現役」

人生、まだまだこれからだ!ますます頑張ります!

 

音声でも聴けます。

 

 

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ABOUT ME
岡本安代
鹿児島を拠点に全国で活動するリアクション大きめのフリーアナウンサー。元鹿児島読売テレビアナウンサー。大家族率いるパワフルアナウンサーママとして日本テレビ系バラエティ番組「人生が変わる1分間の深イイ話」で密着放送以来、愛と元気溢れる肝っ玉母ちゃんぶりが全国的に注目される。5人の子育て経験を生かし、家事と育児と仕事の両立するための独自のマネジメント術が全国で話題となり、全国で行う講演会は、「聞いた瞬間から元気になれる」「明日が変わる」とリピーター続出、総講演回数1000回を超える。言葉の力「安代塾」主宰。メディア出演、司会業の他、朗読、演劇活動も行う絶賛子育て満開中の5人の子育てママウンサー。