オモウコト

心の手紙。

2014年の夏。私たちの熱い夏をカムバック。

 

夏休みに入り、今までになく時間が過ぎるのが早く感じてしまう毎日。
あまりにあっという間に1日が終わってしまうので、寂しささえ感じてしまいます。
ほら、、、気がつけば、夏休みももう終盤ですもの。
あそこにも行きたいねーー!あんなこと出来たらいいねーー!
いろんな話をしながら、残る夏休みをいかに充実させようか、
毎日家族で話し合いが行われています。
家族みんな、やりたいことが多過ぎて、1日24時間じゃ足りない・・・と思ったり
親は体が一つじゃ足りない・・・と思ったり。

この夏、最後の最後まで満喫しようと、皆必死です。

計画的な旅より、行き当たりばったりが多い岡本家。必殺行き当たりバッ旅!
よし!きょうはみんなでキャンプだ!と思い立ち、出発するも・・・

目的地に到着するまで、寄り道が多いのも特徴で、
道中、何かしらの情報をキャッチすると、すぐにそちらへ向かってしまうという放浪主義。
満開のひまわり畑のニュースを思い出し、車を走らせて、夏の真っ只中を肌で感じたり、

日本一の大クスを愛でて、この大きな幹のように太くて長く家族の、夫婦の絆を育もうと誓ったり。。。
子ども達ももちろんですが、どちらかというと、親の方が毎回興奮しながら、
日々、夏の放浪記を更新しています。

さて、今回は「ココロの手紙」と題してお話させて頂きたいと思います。

夏休み中、子ども達は学校がお休みですが、
父親はもちろん毎日お仕事、母も例外なくお仕事に従事しています。
母親にとっては、夏休みということで、仕事に加えて家もフル稼働となるので、
毎日の一分一秒がいつもに増して、無駄には出来ない緊張感があります。
この緊張感が緩む時、自分では気がつかなかった疲労や空腹、眠気が襲ってくる現実。
特に働くママさん達は、この弛緩の瞬間の、
バタンキューという毎日を送っていらっしゃる方も多いかと思います。

子ども達が寝てしまう時間まで仕事が長引いたり、
予定外に仕事が長引くと、電話で長女や長男に指示を出して、夕飯を作っておいてもらったり。。。。
その昔、子ども達がいるから、思うように働けなかった時期もありましたが、
いまや、子ども達がいるからこそ、働くことが出来ると言えるくらい、
子ども達にはたくさん助けてもらっています。

夏休みに入って、なおさら子ども達の家事配分が増えたということは
前にも記しましたが、そのクオリティーが母親を超えてきたという信じがたい事実。

母としては嬉しいやら、恥ずかしいやら、の夏休みです。
仕事で遅くなると、子ども達の寝顔に挨拶する日々。

もしかしたら、起きているかも!と玄関から寝室に直行し、
返事は帰ってこないと分かりながら、「ただいま。」と挨拶をする母。
寝る前に一目会いたかったな・・・と沈んだ気持ちでリビングに降り立つと
子ども達からの置き手紙が、母を待っています。

【もう10時を回っていたので、お先に失礼します!
今日も1日ありがとうございました!大好きです!】

【きょうの疲れをとってください!おやすみなさい!大好きです!】

この手紙をどんな気持ちで書いたんだろう。
みんなで語り合いながら?
もしかしたら、遅いなーと気をもみながらかもしれない。
この手紙を書くまでは、きっとずーっと待っていてくれたんだろうな・・・。

いろんなことを考えると、
単なる置き手紙も捨てることなんてできずに、もう10年が経過しました。

「おかえりなさい」の置き手紙をやりとりして、もうだいぶ年月を重ねました。

小学校から帰って来た子ども達に、母からの「おかえりなさい」
仕事から帰って来たパパへの、家族からの「おかえりなさい」
帰りが遅くなったママへの、子ども達からの「おかえりなさい」

たった一言でも嬉しいものですね。
もらって初めて感じる、今まだ見ぬあの人への「置き手紙」。
先日、夫に子ども達4人を預けて次女とデートした日。
ワタシは、留守番をしてくれる家族にお昼のお弁当を作ってからデートへと出かけました。
次女とランチデートを終え帰って来たら、家には誰もいませんでした。
子ども達を連れて夫はお出かけ。

空っぽになったお弁当箱の上に残された1枚の置き手紙。

パパからママへの「ごちそうさま」でした。

メモ用紙に書かれた
「ごちそうさまでした。おいしかったです。」
たった二言のメッセージがとても嬉しくて・・・。
どんなに急いでいても「置き手紙」を残そうとしてくれる夫に
子ども達の「置き手紙」の原形を見たように思います。

手紙が心と心のやり取りだとするならば、置き手紙は自分の想いを相手に届けるために
置いておくもの。
その手間や時間は、読み手のために捧げられるもの。
短くても、そこに心が宿れば、その想いはきっと伝わるのでしょうね。
何より、元気、癒し、活力となることに間違いありません。

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夫へ、子ども達へ。
ココロの手紙、いつもありがとう。
妻は、母さんは、その置き手紙に元気をもらっています。
みんな、大好き!!
妻より。母さんより。
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家族である限り、夫に、子ども達に、
手紙という想いを運び続けたいと思った妻で、母です。

最後までご精読ありがとうございました!
走り続けるママウンサー岡本安代でした!

【2014年8月 うぇぶ・ひだまり「ココロの手紙」より】

 

ABOUT ME
岡本安代
鹿児島を拠点に全国で活動するリアクション大きめのフリーアナウンサー。元鹿児島読売テレビアナウンサー。大家族率いるパワフルアナウンサーママとして日本テレビ系バラエティ番組「人生が変わる1分間の深イイ話」で密着放送以来、愛と元気溢れる肝っ玉母ちゃんぶりが全国的に注目される。5人の子育て経験を生かし、家事と育児と仕事の両立するための独自のマネジメント術が全国で話題となり、全国で行う講演会は、「聞いた瞬間から元気になれる」「明日が変わる」とリピーター続出、総講演回数1000回を超える。言葉の力「安代塾」主宰。メディア出演、司会業の他、朗読、演劇活動も行う絶賛子育て満開中の5人の子育てママウンサー。